ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

ストレートで 「マゼラン ジン」 混ぜらんで

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 一見ブルーのボトルに見えるが、ブルーなのは中味。とは言っても、化学的な青色ではない。ちょっと緑がかった、神秘的な色合いだ。この色、ボタニカルとして使われている「イリス(アイリス)」の花の色。やはり、自然の色は奥が深い。

 イリスはアヤメ属のことで、その花は、3つ目の写真(マゼランジンのHP)の右下に見て取れる。色のついたジン、かつては考えられなかったが、クラフトでは、これもアリ。ちなみに、マゼランブルーという色があるが、もっと色濃い。

 フランスのジン、マゼランに思いを馳せて造f:id:cymagin:20190813213856j:plainられたとか。ボトルの中央に窓があり、裏ラベルの帆船をのぞき見ることができる。マゼラン自身は、航海半ばで後悔して亡くなったが、艦隊は初の世界一週を成し遂げた。

 いわゆf:id:cymagin:20190813213752j:plainるドライジンとは違う。全くドライでない甘味があって濃厚。コニャック(コニャック地域のブランデー)の製法で造られていると言うが、何となくコニャックさを感じる。冬になったら、ホットでも美味しく飲めそう。

 

 ちょっと気になったこと:ボトルに大きく描かれているのは、どう見ても「サフラン」。サフランもアヤメ科(クロッカス属)で、花から色素を採るが、このジンのボタニカルとしては使われていない。大海原で、そんなこと、どうでも良いか! ストレートがお勧め