ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「トーキョー ハチオウジン スタンダード」 【東京】の読み方は?

 このジンのコンセプト、製造工程、飲み方など・・は・・・公式HPや応援サイトに詳しく紹介されている(下記)。ラベルやロゴの所以(ゆえん)など、マニアックな解説も多い。興味のある方はこれらを見ることを勧めして、ここでは控えめな解説と飲んだ感想にとどめます。

 このジンの基本は「回帰ドライジン」。この数年の日本のクラフトジンは、「日本らしさ」や「地方色」の追求にあり、ベーススピリッツは焼酎や日本酒、ボタニカルは山椒、桜と言った和風素材やローカルな植物の掘り起こしが原動力となっている。

 のですが、このジンの目指すところは本場のドライジン。東京八王子蒸留所HPには、種別「ロンドンドライジン」と記載されている。本場から取り寄せたコーンスピリッツを使用している。(ロンドン)ドライジンを東京の八王子で造ることが大本命。

 飲んでみる。確かに辛口、ぴりっとくるが、ドライの辛口と言うより、ちゃんとした辛さ、スパイス感。しかも、ビーフィーターやタンカレーなどと比べると、より深みのある味わい。ちゃんとした日本流の「ドライジン」。忖度なしに美味しい

 東京の正式なフリガナは「トウキョウ」ですが、話すときは「トーキョー」。明治時代は「トウケイ」や「トキオ」とも言われたとか(かなり曖昧だったったらしい)。オリンピックが決まったときは「ト!キョ」。そんなトーキョーのジンです。落ち着く美味しさです。

東京多摩地区に初めてスピリッツ蒸留所がオープン。クラフトジンのオリジナルブランド「トーキョーハチオウジン」をリリース。|株式会社大信のプレスリリース (prtimes.jp)