ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「八八(パチパチ) ジン」 農作業の音 瀬戸内海に響きます

愛媛県新居浜市「近藤酒造」、明治11年創業の清酒メーカーが造ったクラフトジン。このジンの主役は愛媛のブランド温州「真穴(まあな)みかん」。農林水産大臣賞や天皇賞にも輝いている。皮が薄く、濃厚な味わいとか。 その「真穴みかん」の果実、皮、花、新…

「🇿🇦EMPIRE GIN エンパイア・ジン」 カッパが狂喜乱舞!

2015年、南アフリカ ケープタウンに設立された小さな蒸留所(Pienaar&Son)で造られたクラフトジン。評価は高く、ボトルには受賞を記念したラベルが重なる様に貼られている。上品なボトルの装い、もったいないが、決断して開封する。 「南アフリカ共和国」…

【外ジン(ジン以外のお酒)】 青森ブランデー「ラブヴァドス」 神がかり

青森と言えばりんご、りんごと言えば青森。その青森のホワイトアップルブランデー「ラブヴァドス」。りんごを酒にする試みや産業は古くから見られるが、最近はシードルが幅広い展開を見せている(ここ見て:シールドの森)。 世界自然遺産、ブナの森、白神か…

「タンカレー セビリア ジン」 マーマレードなジン

オレンジをボタニカルとした「タンカレー ジン」。ただ、このジンに使用されているオレンジはあのオレンジではない。ジンの名前に由来する「セビリアオレンジ」は「ビターオレンジ」に区分され、生食には向かない。 スペインのセビリア地方で生産され、多く…

「ブロンコ20」 横浜のあばれる君

見た目、スペインっぽい風ぼう・・・ですが、横浜のジンです(現在のラベルはカラフル)。横浜を世界のクラフトビアシティにすることを目指す「横浜ベイブリューイング」社が、横浜日ノ出町に「横浜ジン蒸溜所」をオープンさせた(2021/12)。 当蒸溜所製のクラ…

「東京ボタニカルズ Tom Gin」 日本のトム・ジン ラインナップがすごい

東京クラフトリキュール合同会社、板橋区にあるリキュールメーカー。小規模生産の強みを活かし、国産の果実やハーブを取り込み、多様なプロフェッショナル向けのリキュールを製造している。 その中に、Tom Gin(トム・ジン)のシリーズがあり、ホームページ…

「デ・ボルゲン ダッチ コーンウィン」 カスク好きにはたまらない

前回に続き、ジェネヴァタイプのジン。陶器、しかも高級感のあるややくすんだ黒。栓は封印され、オランダ色のリボンが粋な演出を見せる。1000mlの重さと「この」気品、開ける決断が必要、その前に・・・若干の情報検索。 ネットでの紹介は「高価な初期のジュネ…

「ホーフハウト レイカ ジュネヴァ No.45」 やってしまった・・・

ジンの種類、数年前までは ①(ロンドン)ドライジン、②ジェネバ、③シュタインへーガー、④オールドトム、これに、⑤スロージンを加えることもある・・・と言うのが通例でした・・・が、クラフトジンの台頭で様変わり。 オランダのジェネヴァ、ジンの元祖とも言えるジ…