ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

アイネ・クライネ・ナハトジン(夜のジン) 「シュリヒテ シュタインへーガー」

f:id:cymagin:20190414193559j:plain 色々なクラフトジンが出て来て良くわからなくなってしまったが、従来は、ジンと言えば、(ロンドン)ドライジン、ジェネバ(系)、③シュタインへーガー(系)オールドトムジン(系)の4つ、スロージンを入れれば5つと言うのが一般的だ。

 シュタインへーガーは、「ジンの元祖ジェネバと、ドライジンの中間(ちゅうかん)」、と言うのが一般的な説明で、「ドイツでは、胃を活性化させるためビールを飲む前にショットグラスで一杯飲むことが通例」との枕詞がつく。さすがドイツ人の胃
 
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 土地の名に由来するシュタインへーガー、EUの規定でシュタインハーゲン地区で作られたものしか、シュタインへーガーを名乗れない。その代表が「シュリヒテ」、いかにもドイツ的な名前。ボトルはジェネバに見られる陶器(残量がわからない)。

 飲んでみて、本当にジェネバとドライジンの中間、(私の舌では)混ぜたと言われてもわからない。ジェネバの焼酎臭さ(→ここ)と、ドライジンのピリッと来る刺激、両方を感じる。世の中、中間の評価は難しい。良いとこドリと思えばよい。

 生のジュニパーベリーを発酵させて使っているので独特のカクテルを味わえるとか、キンキンに冷やして飲むと美味しいとか、たぶんシュタインへーガーならではの飲み方があるのだろう。今宵はビールもダンケジン