ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

この統計は正しいのか? 「ペリガンズ ドライ ジン」

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 スペイン、実はジン大国で、1人あたりの消費量が世界一という統計がある。最近、個性的なクラフトジンを数多く送り出しているのも頷ける。ぶどうの粕を使った蒸留酒「オルホ」など、独特の酒文化を背景に、ジンの世界も特徴的だ。

 ジンの消費量が多いと言うことで、多くの庶民的な銘柄があると思われ、このペリガンもそのひとつであろう。ただ、何者か?良くわからない。スペイン語のネットでを見れば色々出てくるのかもしれないが、私では無理。

 日本や、英語圏(わかる範囲)での説明では、「高品質で、穀物を蒸留し、選ばれた香り高い植物を用い、ロンドンドライジンの伝統的な製法で造られる。カクテルなどに最適である」。一般的なジンの解説でしかない。ペリガンの正体がわからない。

 ところが、最近地方の量販店でも、ペリガンズの特設コーナーがあったり、販売に力を入れている。そこらへんの事情は良くわからないが、歴史とか、製法とか、ボタニカルとか、商品説明を提示するのも、製造者(販売者)責任でないのかな?。

 ジンは庶民的な酒という一面があり、一瓶1000円を切る価格帯が重要で、ペリガンズもこのクラスに類する。このクラスの銘柄には、大体大瓶があり、ペリガンズにも2リットル瓶が提供されている。それでも2000円以下で買える。

 ほかの廉価版のドライジンに比べ、甘みが強い。何か、香料を加えたようにも感じてしまう。スペインのジンは、独特のハーブやスパイスを使っていると言うことなので、スペイン風ということなのか?。