梅酒の季節、スーパーでも梅の果実が並んでいる。最近は(青梅でなく)熟した果実を使った梅酒も人気らしく、今回購入した南紅梅も結構熟している。それを、さらに3日間置いたら、部屋中が甘ったるい空気組成になってしまった。
急いで、「づけジン」にしてみた。梅340gにプリマスジン500mlで漬けた。梅酒であれば、糖分を入れ、長期間熟成させるのあるが、「づけジン」なので、何も加えず、1日漬けて終わり。写真の通り、とても綺麗で絵になる。
舐める。香りは、部屋にこもっていた甘ったるい空気そのもの。梅の香りも感じるが、良い香りかというと微妙。「梅の香」という煎餅があるが、もっと濃厚。梅の香りは熟期によって違うし、好みも分かれるかもしれない。
だいぶ作ってしまったので、しばらく舐めていたら、自分がショウジョウバエになった気がしてきた。猩猩蠅は、果実の腐る前からの熟熟の臭いが大好きだ。人間がハエになるインド映画「マッキー」を思い出した。横浜ジン蠅ってか!。酔った。