スタンダード(クラシック)ジンである「ビーフィーター」(の会社)が造ったクラフトジン。クラフトブームの中で、老舗が造り出したジン、しかも勝負の赤ボトル。クラフトジンは、特徴を主張して生き残る「戦略」がもとめられる。
※当初は赤でなかったらしい。
このジンの特徴は「お茶」。ビーフィーターのマスターディスティラーであるデズモンド・ペインは日本滞在中に、「茶」のボタニカルとしての可能性に気付き、そこからインスピレーションでビーフィーター24を誕生させた。(この段落はコピペ)
日本で流通するトニックウォーターは苦味が弱く、ジントニックには物足りない。デズモンドは、様々な茶とボタニカルの組み合わせを実験した末、このプレミアムジンを完成させた。(この段落もほとんどコピペ)
ボタニカルに何を使うか、クラフトジンの生命線でもある。地元にこだわったもの、オーガニックにこだわったもの、斬新な素材を取り入れたもの等々、様様な工夫が凝らされている。その中のひとつが、ジャパン。海外のジン屋も注目する。
実際、日本の素材を取り入れた海外のジンも多く見かけられる。ゴッホの時代、日本の浮世絵などが西洋に影響を与えたとか。単なる興味本位だけででなく、日本の(やさしい)素材はジンと相性が良い。もっともっとありますよ、日本には。
中央にデンと24。24の背景に、ビーフィーターの「いわれ」である近衛兵の影がうっすらと見て取れる。お茶なのに赤?。私なら、茶緑色にして、近衛兵の色々な図柄を配したい。24には色々意味があるらしい、24時間飲みましょう。
飲んでみると、かすかに苦み。「お茶」なのか?。スタンダードのビーフィーターと飲み比べると、確かに濃厚だし総合的にレベルが高いのだが、私の駄舌では何と表現しよいのかわからない。すごく美味しいビィフィーターでご勘弁を。