ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

【づけジン】 フェンネルの 「プリマス ジン」漬け、ウィ!キョー

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 セリ科のハーブや生薬、その独特の風味は鼻や舌に強烈な印象を残す。例えば、コリアンダー(パクチー)、パセリ、アニスなど、好みが分かれるところでもある。個性が強い。このフェンネルも相当の強者、日本では「ウイキョウ」。

 草姿も独特で、柔らかく細く枝分かれする葉はイングリッシュガーデンには欠かせない。その「しなやかさ」に秘める個性。乾燥種子も多用される。エキゾチックで漢方の薬臭さと甘さ、そして多くのジンでボタニカルとしても使われている。

 しかも強い。雑草のように生えてくる。そんな生のフェンネルをプリマスジンに漬けてみた。葉を主体に20g、ジン200ml、映える爽やかな黄緑色。1日冷蔵庫で寝かせた。改めて思うが、【づけジン】は素材の特徴そのものを大胆に引き出す。

 

 f:id:cymagin:20190628215034j:plain確かに、相当強烈な味わいである。良薬なのか、毒薬なのか?、太田胃散仁丹にも使われているのだから、きっと良いのでしょう。量の問題はあるかも、ちょっとした人体実験。その前にジンのアルコールが問題かも。

 

 飲んでいると、体に臭いが染みつきそうである。クセになる逸品、ジンのボタニカルとして使われる素材を【づけジン】として強烈に味わう、これは楽しい。つぎはどの素材を試そうか。ジンには楽しむ色々な方法が秘められている。