ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「クラフトジンとは?」 こだわり、こだ割り

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 世の中、「クラフトだらけである。クラフトビールから始まって、今や、クラフト日本酒、クラフトコーヒー等等。それなりにイメージできる便利な言葉、もやもや~としているけれど、形はある。何となく、「クラウド」と似ている。
 
 「クラフト」は、元々、職人が丹精込めて手工芸品を作る作業、あるいは、その製品のこと。大手企業ではなく、中小企業、時に個人が手間暇かけて作り上げるもの、対象は一般庶民。国宝級の芸術作品をクラフトとは言わない(たぶん)。

 クラフトジンの「クラフト」も、クラフトビールなどと同じような意味合い【ノリ】で使っているかと思う。ちゃんとした「クラフトジン」の説明は、ちゃんとした資料やネット情報を参照して頂きたい。

 私的には、「最近、こだわりを持って世に出しているジン」かな、ただ、こだわりを持っていないジンはないので、極論「最近、世に出しているジン」で良いと思う。大手企業が作っているものもあるし、ジンの原点を目指しているものもある。

 ビール、ウイスキー等等、クラフトは多多あるけれど、これだけ原材料、製法、風味、さらにはボトル(デザインも)、製造形態などに多様性があるものは、ジン以外にない。新いものを作る素地に恵まれている、ジンこそクラフトである。

 自由度が高いというのは、摩擦も大きい。クラフトジン、盛況ではあるものの、今後どうなっていくのか?。楽しんで飲みながら、流されていきたい。ただ、クラフトである以上、庶民目線で、高くならないようにご尽力を。