ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ジンのボタニカルとは?」 ジンの個性 面白さ

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 ボタニカルちゃんとした説明(製造工程も含めて)は、ちゃんとした資料を参照して頂きたい。おすすめは→リカーページかな。これからは、私の感覚での説明です。

 

 かなり乱暴な言い方をすれば、ジンは「アルコール濃度の高いベーススピリッツにボタニカルで風味付けしたもの」。ボタニカルは、「草根木皮」「薬草成分」「香りづけ」などと和訳されるが、「風味付けの材料」で良いと思う。

 ボタニカルがあるからこそ、ジンは広がりがあるし、面白い。礼儀正しいボタニカルもあるし、ボタニカルもある。ボタニカルにも色々あるが、私なりに ジュニパーベリー、ベーシックボタニカル、クラフトボタニカル。

 は必須で、ジンである証し(あかし)、は、スタンダード(ドライ、ロンドン)ジンで古くから使われ、クラフトジンでも使われることが多い。は、何でもOK。地域特産物であったり、昆布などの海産物であったり、思いつきであったり。

f:id:cymagin:20191122202343j:plain ただ、ドライジンでもジュニパーだけのものもあるし、クラフトジンでは②を無視しているものもある。には、アンジェリカ、コリアンダー、カルダモン、リコリス、オリス、シナモン等があるが、機会があったらちゃんと紹介したい。

 

 これだけ多様なジンの世界、(良い意味での)いい加減自由。ボタニカルによって、その幅は無限に展開される。猫も色々です(人も)、個性を楽しむのがジンの世界、その源となっているのがボタニカル。人生の風味付けです。

 モデルは、厭々ポーズをとる「ももちゃん」、ジンは「ヘルノ オールド トムジン」。