ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

め! 「ヴィッダ トール ジン」

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 北欧のジンは、いわゆるドライジン(辛口)が主流で、寒冷地特有のボタニカルを使い、その土地柄を表現している(キュロ ナプエ(フィンランド)、ストックホルム ブランネリ(スウェーデン):下記)。極寒の地を生き抜きながらも、楽しさも忘れない、そんな強く逞しく、素敵な北欧のジン

 このジンは、ノルウェー。まさに北欧のジンで、超辛口であるが、華がある。ピリッとした後に、北国のボタニカルが迫ってくる。アンジェリカ(下記)、ヘザー(ノルウェーの国花)、エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)など、寒冷地の植物だ。ベーススピリッツもじゃがいも。

 北欧の洗練されたデザインも面白い。ラベルには、フィヨルド、トナカイ?、茸など、他にも隠し絵のようにちりばめられている。自然の恵み、季節の楽しみ、そんなことを感じながら飲みたいジンです。

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 寒い地域の人は口数が少ない。津軽弁では「どさ?、ゆさ」で通じる。「どこに行くのですか?、銭湯(温泉)ですよ」。「め!、ジンは、「ジンは美味しい」。きっとノルウェーの人もこんな感じでないだろうか(勝手に想像)。

 11月末、外は雪。言葉少なに(これ以上書かずに)、静かに飲みましょう。書くのが面倒になっただけ。VIDDA:山岳、森、TORR:ドライ