ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

琴酒 「カバラン ジン」

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 今年(2019)10月に日本で販売されるようになったジン。台湾産です。台湾産!でびっくりするのは申し訳ないが、ちょっとフェイントを食らった感じ。「カバラン」は、近年、ウイスキーで名声を得てている、品質も定評があるらしい。

 ここは一応、ジンのブログなので、詳しくは別を参照して頂きたいが、ひとつだけ。樽で熟成する間の目減り「天使の分け前」(蒸発)が、一般には2~4%/年とされるが、東南アジアの地では15~20%となるという(大酒飲み天使)。

 そんな台湾のジン、同じアジアのジンとして吞まずにはいられない。ブログを参照すると、金柑、レッドグァバ、スターフルーツ等のボタニカルを使用し「暑い日にプールに飛び込んだときのようなすがすがしさと優雅さを感じられる」とか。

 ボトルも下半分が爽やかなブルー。暑い日とはいかないが、ちょっと暖房を強めにして飲んでみる。ジュニパー感もしっかりあり、オーソドックスなのだが、すごく飲みやすい。柑橘も適度でバランスが良い。
 
 「プールに飛び込んだ時のように・・・」とは言い得て妙。ちょっと水っぽいかなプールですから・・・)とも思う時もあったが、それだけ飲みやすいと言うことか。ラベルを見て、ジンは「琴酒」と書くらしい、禁酒ではない。

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 某ブログによると、世界で売れているジンの4位ビーフィーター、3位ボンベイ、2位ゴードン、で、1位はフィリピンの「ヒネブラ・サン・ミゲル」。しかも、ゴードンの5倍。ところが、日本では手に入らない(今のところ)。

 アジアは隠れたジン大国、それを垣間見ることができたジンでした。日本でも、もっとアジアンジンを評価し、入手できるようにして貰きたい。ジンは、元々エスニックなボタニカルを多く使っているのだから。