「因幡の白兎(しろうさぎ)」が、白兎(はくと)になり、さらに、昔の鳥取藩である因藩(いなば)と伯耆(ほうき)を合わせて「因伯」、これに「人」を付けて「因伯人(インパクト)」とは!、ギャグ好きにとっては、格好の餌だ。
「因幡の白兎」が縁結びとなる神話に基づいて、「人(飲み手)」と「人(造り手)」を結び付けたいとの意を込めているらしい。この物語、残像は皮を剥がれた兎、子供心にショックなお話しでした。日本昔話、本当は結構残酷なものが多い。
北国の野蛮人にとって、「神話」は良くわからない。神様が降臨したのは九州だし、集まるのは出雲だ。神様は寒がりなのかもしれない。自然界の万物に神が宿る(大切なもの)という世界観です、私は。ジンにも神が宿る、神(ジン)ですから。
このジン、ポイントは「梨」。色々な果物を使ったジンを頂いてきたが、梨は初めて、この梨、鳥取なのだから「和梨」でしょう。洋梨では、「ラ・フランス味」として色々に登場するが、二十世紀味、幸水味・・・などはあまり聞かない。
和梨は、みずみずしさと爽やかさが売り。これをジンにどう生かすのだろう?。飲んでみる。和梨の風味はよくわからない。ちょっと甘味があって、爽やかで、みずみずしい。これって、和梨のこと?。逆に、胡椒風味を引き立てている、美味しい。
水割りにすると白濁する。白兎です。
お詫び:冒頭の「因伯人(インパクト)」の話、これは別のジンの内容でした(出来るだけ早く紹介します)。脳が相当に白濁していました。