カナダの老舗の蒸留所と、老舗のホテルが共同開発したブルージン。このジンの、パフォーマンスは、トニックを加えると綺麗な「紫色」に変身するところ。ホテルのバーで、これをやられたら、チップをはずんでしまいそう。
色変わりについては、別の記事で紹介することとして、このジンの「インディゴブルー」は、かなり強烈だ。ホテルなら良いかもしれないが、自宅では、とても食欲の湧く色ではない。インクを注いでいる感じ。
しかし、このブルー、天然のもの、先に「クラフトジン 9148 No.0104」(下記)で紹介した、「バタフライビー(チョウマメ)」由来。ただ、エンプレスの青は、かなり人工的な色合い、化学的な抽出で得られた「色素」というイメージ。
美味しいのか、良くわからない。色の残像が味覚を狂わせる。目をつむって飲むと、非常に整った味わいだ。尖ったところも無く、上品な雰囲気を感じる。オレンジの風味、オーソドックスなボタニカルの後味・・・。目を開くと・・・。
ブルーの食品に対する感覚は、国や年齢によって違うのかもしれない。最近は、ブルーを売りにしているスイーツも。ジンも、色付きのものが結構出てきている。インスタ映えですかね。実は、青色の日本酒もあるのです。
昔からのジン好きにとっては、かなり邪道かも。(私も)ちょっと抵抗はあったが、多様性が売りの(クラフト)ジンとして受け入れましょう。私の器が大きいのか?、いい加減なのか?。ブログを書くのには役立っています。