スペイン産のロンドンドライジン、「プエルト デ インディアス クラシック ジン」(下記)にも書いたが、スペインのジンは、個性が強い。ただ、ドライジンと名のっている様に、ベースがしっかりしているので、ジン以外のものでもない。
でっかく「7D」、これは7回蒸留していると言うことらしい。ベーススピリッツを得るための蒸留、また、ボタニカルを浸漬してからの再蒸留、合わせて計7回のD(distilled)。一般には、蒸留回数が増えるほどクリアになるという。
このジンのボタニカルは、ビターオレンジ、スペアミント、タイム、スウィートオレンジ、ペパーミント、ジュニパー、シナモン、ラヴェンダー、レモン、マンダリンオレンジ、カモミール、コリアンダーの12種。
当ブログでは、使用しているボタニカルを羅列することはあまり無い。ほかのサイトを見ればちゃんと紹介しているので。また、見たからと言って、見極める自信もない。しかし、今回は羅列しました。
飲んだ時のシトラス感が特徴的だった。オレンジとミカンが行き交う味覚。ボタニカルに4種類の柑橘が含まれている。この中で、マンダリンオレンジは、温州ミカンに近い系統。どや顔で、ボタニカルを羅列した次第です。
温州ミカンを食べ慣れている日本人にとって、なんか懐かしい感じさえする。ミカン的な甘さも強いが、これがスペイン。スペインは飛んでいるのです(下記プエルトインディアス参照)。海外旅行あまり興味ないが、スペインは惹かれる。
コタツの中で、ミカンをむきながら、スペインのジンをホットで。ジンには、こんな飲み方もあるのですよ。