ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「エンプレス1908 ジン」 色変わりマジックを解析してみる

f:id:cymagin:20200312213456j:plain

 

 「エンプレス1908 ジン 色気に惑わされ・・・」の中で、「このジンの、パフォーマンスは、トニックを加えると綺麗な「紫色」に変身するところ」と紹介した(下記)。最初の写真にあるように、インディゴブルーから綺麗な赤紫に化ける。

 この変化は、pH(ピーエッチ:水素イオン指数)によると説明されているが、詳しくは分からない。簡単な実験をしてみた。ちなみに、pH、昔は(私は)ペーハーと習った。ここで使ったトニックウオーターは、イングランドの「フィーバーツリー」。

 2番目の写真の左から、エンプレス100%エンプレス70%+トニック30%、エンプレス30%+トニック70%、トニック100%。トニックが多くなると、淡いピンク色が強くなる。一般的なジントニックは③あたりか。

 

 リトマス試験紙で、pHを測定してみた。3枚目の写真は。2枚目の写真と同じ順序。①エンプレス100%は、pH7位で「中性」だが、④トニック100%は、pH1.5位で、なんと「強酸性」。レモン梅干し同レベル。そんなに酸っぱくないのに。

f:id:cymagin:20200312213410j:plain ②エンプレス70%でpH4位、③同30%でpH2.5位。だからと言って、どうと言うことは無いのだけれど、ウンチクを語る材料にはなるか(嫌われる?)。今回の、最大の収穫は、トニックウオーターが強酸性であったこと。紫色の蘭の花が咲くのを待ていたので、実験が遅くなってしまった。

f:id:cymagin:20200312213340j:plain