ドイツ在来のシュタインへーガー系のジン、これまでに「シュリヒテ シュタインへーガー」と「シンケンヘイガー」を紹介した。地元では、様様な銘柄があるのだろうけれど、私が入手できたのは、この2つだけ。
参考になるものを探していたら、先に紹介した「ムギオのお酒探訪」(下記)に面白い記事が。シュタインへーガーは、生のジュニパーベリーを発酵したものを使っているが、シュリヒテは癖を残し、シンケンはあえて削っているとある。
また、飲む人によってテイスティングの印象が違うともある。シンケンについて、「クセがほぼない柔らかな味わい」、「正直ほぼウオッカ」、「苦味がけっこう利いた、良い意味で尖った味わい」・・・、こりゃ困った。
まだ、飲み残しがあるうちに、飲み比べてみる。「シンケン」のところで書いたように、ハムとラディッシュを肴に、ストレートで飲んでみる。両銘柄とも、柔な焼酎という感じ。自分にはそれ程の違いを感じる能力がない・・・。飲み比べにならない。
飲み比べは諦めて、肴とともに味合う。「シンケン」のラベルを見ながら。生ハムの塩味はちょっとクセのあるジンに合う。プレスハムもサッパリ感が意外と合う。ラディシュ(二十日大根)は・・・、肉と酒だけでは体に悪いから?、丸かじりも悪くはない。