ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「エレファント ジン」 む!ジン象

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 エレファントなのにのクラフトジン、しかも、ロンドンドライジン。マニアックですね~。壮大なストーリーのあるジンで、語っていたら(所詮コピペですが)キリがないので、それなりのネット情報などをご覧ください(ここなど)。

 要約すると・・・象牙の乱獲に危機感を持った創設者が、アフリカのボタニカルを組み入れたジンを製造し、売り上げの15%を象の保護に寄付するという話。飲むとアフリカのスパイシーな香りが口に広がるとあるが、アフリカの香りって?。

 

 合計14種類のボタニカルが使われている。ワームウッドはニガヨモギの類で、虫除けに使われる(蚊取り線香の素材に近い)。デビルズクローはゴマ科のハーブで、根が使われるが、実(み)に2本のとげがあるのでこの名前がついたらしい(別名:ライオンゴロシ)。等々

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 重厚なボトル、コルク栓を開けて、ストレートで。甘みと爽やかさ、これはリンゴと柑橘と説明されている。加えて、これまでに味わったことのない香りと、味わい。これがアフリカンボタニカルなのか?。極端にスパイシーなわけではないが、甘酸とのバランスが良い。

 切手調のラベルには、鼻でボトルを持つ?象。下部には「Brazen 264」とあるが、バッチ毎に異なる偉大なゾウの名前が記されているという。かなり美味しいです。クラフトさを感じるユニークなドライジン、斬新なのだけれど落ち着いた一品。

 今日は、15%ほど多めに呑みましょう。奥深い(無尽蔵)な味わいと、無尽蔵な象への愛情を感じながら。

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