「スロージン」のことや、スロー(西洋スモモ)については、「ロクストンスロージン」の記事を見ていただきたい(下記)。今回は、大御所ゴードンのスロージン、イングランドの「スロージン」文化、なかなか奥が深そう。
かつて、西洋スモモの果実をジンに漬け込んだことにより、「ジン」の名がついている。が、現在のスロージンは穀物系の蒸留酒にスローを2ヶ月ほど漬け込み、濾過後に加糖して作られているらしい。ロクストンのところで、甘味料は使われていないと書いたが、たぶん違う。
紫褐色で、相当に甘い。ゴードンドライジンとは対角線上にある印象だが、これを使ったカクテルも数多く紹介され、底堅いスロージンファンが居るのであろう。ジンにスローを漬け込んだ「本来のスロージン」、あるいは、加糖する前のものを飲んでみたい。
梅酒とスロージン、家庭で作られてきた庶民の酒、大手などの酒造メーカーも手がけている。加糖するところも含め、通ずるところがある。しかし、このマーク、イノシシに見えますか?、ゴードン ドライジンの記事を見てくください(下記)。
ボトルを空けてていくと、見えないものが見えてくる。裏ラベルの裏の図柄だ。透明のジンではできない芸当。ラーメンを完食した時に現れる丼の底のようなもの。どんな図柄?、教えてあげません。飲んだ人の特権ですね。