ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「フィーラーズ ドライジン 28」 LOTO7 28が欲しかった

f:id:cymagin:20200512215459j:plain

 

 ベルギーのジン。ベルギージェネバ(元祖ジン)の産地で、創業家の‘フィラー’も当初はジェネバの生産をしていた(らしい)。このドライジンが誕生したのが90年以上前の1928年というから、これをクラフトジンと呼んで良いのか?。

 ただ、飲んでもわかるが、スタンダードの(ロンドン)ドライジンではない。クラフトしている。28種類のボタニカルにしても、ホップを入れたり、多様な柑橘を使用している。小バッチの生産など、製品はクラフトジンそのもの。

 ボトルには10ページほどの冊子が付いている。その中のボタニカルの説明を見ると、ベルギーのホップ、コリアンダーシード、アンジェリカルートのほか、インドネシアのシナモン、スペインのオレンジの花と果実、イスラエルのレモン、メキシコのライムなどが並ぶ。クラフっている。 

 個々のボタニカルではなく、多くが調和して味を作っている感じ。ドライジンの基本は残しつつ、ほんのりとした甘さ、柑橘系の爽やかさが際立つ仕上がり、薬臭さはない。私好みのドライでマイルドな一品です。私と同じで、矛盾

f:id:cymagin:20200512215539j:plain

 なぜ、このジンを購入したのか?。ジンには数字が付く銘柄が多いが、これでLOTO7をやりたかったから。28は外せない。LOTO7で遊んだ記事は下記を見ていただくとして、結果として、とても美味しいジンに出会うことができた。