ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「GINnez -銀鼠-」 鼠小僧ジン郎吉 参上

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 宮崎県「櫻の郷酒造」のクラフトジン。写真の左が本命の「銀鼠 -GINnez-」。「銀鼠(ぎんねず)」は、日本の伝統的な色で、「銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色」と記されてる。このネズと、ジンのジュニパーベリー(西洋ネズ)を同期させた。

 中身の方も、日本の焼酎とジンを融合させ、ジャパニーズクラフトジンを作り上げた、とか。最近は焼酎ベースのジンが数多く出されているが、このネーミング(ジンネズ)と言葉遊びは面白い。

 ボタニカルは、地元産のレモン、ジュニパーベリー、日向夏、コリアンダーシード、チップ(桜)、チップ(日南産飫肥杉)、レモングラス。日向夏は【づけジン】にして見たが、独特の風味がある(下記)

 200mlの小瓶を開ける。レモンの風味が爽やかで、それだけではない柑橘は日向夏か?。レモンを主張しながらも、全体的なバランスは、「美味しい」。焼酎感はあるが、強いものでなく、あくまでもGINであるところが良い。

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 写真の真ん中の66は、消毒用エタノールの代替え品として・・」という、焼酎のレモングラス風味のスピリッツ、これもGINnezとあるが、ジンより焼酎感が強い。なんとも、これが美味しい。代替え品?、もったいない。

 右の1本は、頼んだ時にオマケでいただいた芋焼酎「むげつ むろか」、まだ呑んでいない(楽しみ)。写真を撮っていて「大発見!」、ラベルのnezのにネズミのしっぽが!。言葉遊びに加え、図柄も遊んでいる。楽しいジンでした。