「8」は、蒸留所「横浜ハンマーヘッド」がある新港ふ頭「8号岸壁」に由来する。都会の、シティジン。岸壁に位置する「キーズパシフィックグリル(QUAYS pacific grill)」は、様々なクラフトを実現する、新たな“大人達の集合場所”がコンセプトとか。
港を望むレストランのカウンターに[No.8ジン]。当然のことながら?、ボタニカルも8種類。コーヒーの焙煎所、ビールの醸造所、メキシカンレスランなどを展開する中で、ボタニカルの多くもこの界隈での調達となっている。
ジュニパーベリーのほか、イエルバブエナ(ミント)、レモンバーベナ、コーヒー豆、生ホップ、アボガドの種、神奈川のみかんとレモン。イエルバブエナは、ラムのカクテル「モヒート」の素材として使われている(下記、「オリジン」参照)。
レモンバーベナは、ハーブティーや肉料理の付け合わせとして重宝されている。アボカドの種も、レストランからはいっぱい出る。アボカドの種、クックパットで検索すると調理法がいっぱい出てくる。栄養価の高い素材とか・・・捨てていた。
日本のクラフトジン、地方色を出すことがトレンドとなっているが、この8もひとつの地方と考えて良いかも。都会の香りがムンムンのジンとして仕上がっている。やっと飲む段階になりました(港が見えない庭先で)。おしゃれなボトルから船出。
はっきり言って、私の好みと「ほぼ重なる」。基本はドライなのだが、上品で程良い柑橘、甘さも上ずっていない。何のボタニカルに起因するのかわからないが、奥深い味わい。スピリッツが日本酒(吟醸酒粕)というのもポイントかもしれない。私って、シティーボーイだった!。
このジン、ストレートやロックが最高に美味しい。もっと宣伝して欲しい。
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