ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「エジャートン オリジナル ピンク ロンドン ドライジン」 ほりだしもの

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 色のついたジンピンク系のジンも何本か飲んできた。ストロベリーやラズベリーを使っているものが多い。香料を感じる場合もあり、「ピンクのジン」と言うと、ちょっと安っぽい先入観があった。が、このジンは違った。

 ボタニカルも本格的だ。色づけにも関与している「ザクロ」、媚薬としても知られるメキシコのハーブ「ダミアン」、ハッカ風味の「セイボリー」、パラダイスと称される「ギニアショウガ」等々、珍しいボタニカルを含む15種類で構成されている。

 爽やかな甘み、スパイシーの辛さ、柑橘系酸味のバランスが良く、alc.47%と強さもあり、意外としっかりとしたクラシックタイプのロンドンドライジン。ピンクも「お遊び」ということで無く、しっかりとした色に見えてきた。

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 炭酸で薄めても、ピンクの艶やかさは変わらない。むしろ、鮮やかな美しさが引き立つ。たぶん、カクテルでも重宝されると思う。値段もそれほどでは無く、まさに掘り出し物を当てた気分だ。

 色のついたジン、ちょっと前まではかなり抵抗があった。が、このクラフトジンのブームの中で「当たり前」になって、日本でも「映え」るジンは人気。間口が広いジン、それだけに、自分に合った「掘り出し物」を見つけるのも楽しみです。