「ラム酒」は、サトウキビをアルコール原料とするスピリッツ(蒸留酒)。実は、ジンにもサトウキビベースのものがある。ペルーの「ジンカ・ペルヴィアン・ジン」や、仙台のクラフトジン「欅」(下記)などなど。
ラム酒とは、製法とかに違いがあるのかも知れないが、最近のクラフトジンを見ていると、ラムにジュニパーベリーで(ちょっとでも)香りづけをして「ジン」として出しても通りそう。最近、「国産ラム」も注目されていると言うことで、
選んだのは「伊江島」のホワイトラム。沖縄本島の北に位置する伊江島(伊江村(いえそん))、主な産業がサトウキビ。かつて、アサヒビールがサトウキビを原料にバイオエタノールの研究をしていた施設を活用しているという。
ボトルには伊江島のテッポウユリの花柄とか、ユリ→サンタマリアだとか、糖蜜(絞りかす)でなくちゃんとしたサトウキビジュースを使っているとか・・・、色々なエピソードがあるが、ネットに多くの紀行文があるので参考にされたい(ここなど)。
ほんのり甘く素朴で落ち着く感じ、焼酎に近い味わい。樽貯蔵のゴールデンラム等々もあり、興味津々。ラムちゃん、程々にしないとのめり込みそう。ちょっと「愛ジン」を忘れた今宵でした。