開封した途端、もの言える「ハッキリ」したジン。①日本酒由来の甘い香りと、②ボタニカル柑橘由来の爽快感、一口飲んでも同じ。①と②の両方が「二本柱」で攻めてくる。これだけ「ハッキリ」しているのも珍しい。識別能力の欠ける私でもわかる!。
徳島県「日本酒類株式会社」のHPを要約すると、県産酒米「山田錦」のもろみを、単式と連続式蒸留器で蒸留し、阿波を代表する「すだち」と「木頭ゆず」、さらに阿波晩茶と山椒をボタニカルで使用することで複雑味のある個性豊かな香味 に仕上がっているとのこと。
商品紹介で納得。日本酒由来の芳香と甘さは明確。柑橘も甘ったるくなく、しっかりとした風味づけ、苦みも感じるがジュニパーに由来するのか、柑橘なのかはわからない。日本酒と柑橘の二本柱、「ハッキリ」です。
「木頭ゆず」は、徳島県那賀町内で古くから栽培されていた在来のゆずから選抜・増殖されたゆずの総称で、外観が美しく、色や香りの良い高品質なゆずとされている(らしい)。全国のゆずも、この苗木に由来するとか。
わかりやすいジン、これもこれです