「バーバーズ(床屋)ジン」?。この意味不明がジンの面白いところ。つながりを見つけて行きましょう。1700年代後半、英国のキングジョージ2世、外科医が兼業していた床屋の禁止を決めた。兼業?、刃物を扱うけれど。今では想像ができない。
独立した?床屋が髭剃りのあとに塗りたくったのが「ジン」。科学的な理解がどのくらいあったかわかりませんが、ジンに消毒効果があったと言うことはわかっていた?。ただ、床屋の主人とお客が、「ジン」を飲みながら・・・と言うのが良いのですが。
イギリスには、そのような逸話があって、生まれたのがこのジン。裏ラベルには、床屋の椅子、この椅子姿は日本とあまり違いが無い(洗髪は前屈みです!)。パブやバーバー、イギリス庶民の集まり所だったのでしょう。日本の下町風景と同じか。
ネットの説明を見ると、クロアチアのジュニパー、モロッコのコリアンダー、スペインのタイム、フランスのアンジェリカ。。。たぶん、適地のボタニカルを集めて来たのか。。。わかる人にはわかるのかも。
柑橘、ハーブなどそこそこ感じるものの、素直な「ドライジン」。クラフトジンマニアには物足りないが、クラシックジン好きには愛されるかも。コロナで延ばし延ばしの床屋、申し訳ないなと思いつつ、バーバーと飲む(常温、ストレート)。