ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「オピーア ロンドンドライジン」 双六で行き着く先は・・・

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 写真、わずかに飲み残しが・・・、と見えますが「未開封」です。飲み残しに見えるのは、ガラスの上げ底。だから、ボトルはずっしりと重い。ムエタイ(タイ式キックボクシング)の選手が付ける頭飾りあり、カラフルな象が描かれたり、タイ王国のイメージ

  
 ですが、このジンの商品説明には「タイ」は出てこない。生産はイギリス有数の酒類メーカー(G&Jディスティラーズ社)。その商品説明には、「オーピア」はソロモン王(紀元前10世紀)頃に反映した伝説の地域とある、が、ネットで調べても、全く引っかかってこない、引っかかるのは、このジンの商品説明だけ。伝説、まぼろし~です。

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 このジンのコンセプトは、東アジア~イギリスまでの「古代のスパイス航路」インドネシアのパイパーベリー(デテルリーフ)、インドのブラックベリー、モロッコのコリアンダーなど、双六のようにしてイギリスにたどり着く、とか。裏ラベルの裏に航路が描かれている。

 

 「柑橘とペッパー」と言うと、どぎついイメージになってしまうが、それでいて(それなのに)軽やか爽やかなシトラス感のあとに、ちょいピリの清涼感。ストレートでないと、しかも常温でないと味わえないかも。勝手に「ジンは常温!友の会

 

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 最近の個性豊かなクラフトジン(特に、ジャパニーズ)を飲んでいると、このジンは、すごく穏やか微笑みたくなるくらいの穏やかさ。微笑みのタイ・・・強引にタイに持って行こうと・・・Zzz。