黒く、どっしりとしたボトル。キャップの下に、いかつい首輪のようなデザイン!、ブルドッグを連想させる。1000mlというのも、ガタイの大きい犬の姿、頼もしい(700mlもある)。ブルドッグは、イギリスの国犬に指定され、勇気、不屈、忍耐の象徴とされる。
最近のクラフトジン、500mlのボトルも多く、このブルドッグと比べたら、「ハーフボトル」だ。しかも、最安値で2500円ちょっとで買えるのだから、コストパフォーマンスもブルドッグ級!。呑み助にとって、後は、美味しいかどうか。
美味しいです。2007年にニューヨークの著名起業家によって創設されているものの、イングランドで造られており、基本はロンドンドライジン。現在、イタリアの世界的なメーカーの傘下でグローバル展開されている。
イングランドの小麦をスピリッツベースに、基本的なボタニカルに加え、ハスの葉、ポピー、ドラゴンアイといったクラフト的な素材も使っている。ドラゴンアイは、ライチの一種。2007年、まだクラフトジンの概念が無かった時代、面白い。
「穏やかなドライジン」、程よい柑橘と、バランスのとれたボタニカル。怖そうなブルドッグに近づいて言ったら、手をペロペロと舐められた・・・感じ。ちなみに、ソースは、ブルドッグでなくブルドックだそうです。