ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「フェルディナンズ ザール ドライジン」 (温度変)呑み

f:id:cymagin:20201227212401j:plain ドイツの名門クラフトジン。小麦ベースに、カリンやモモなど33種類のボタニカルを使っている。小麦にしても、ボタニカルにしても様々なこだわりがあるようだが、ここでは割愛。特筆は、なんだかんだやった後に「ワイン」を添加していること。

 ジンにとっての 「添加」の是非について、私は評価しません(ジンであれば良い)。このジン、実に丁寧に造られいると思う。小麦のスピリッツベースの造りから醸造法まで、緻密だし、この包み紙やコルク栓など、パフォーマンスも素晴らしい。

 コルクを抜いた後の「ガラス栓」も別売りで用意されている。はっきりしないが270円?くらいだったか。包み紙から替え栓まで、呑むまでの行程が楽しみ。実は、このジン、1年以上前に新宿「信濃屋」で求めたもの。コロナの前の新宿・・・、肩触れあっていました。

f:id:cymagin:20201227212459j:plain 常温のストレート、すごく上品で美味しい。多種類ボタニカルの複雑さに加え、ワインの甘さも悪くはない。このジン、逸品の部類。一方、ロックや冷炭酸割りにすると、ちょと苦味を感じるし、甘さも無く淡泊。他方、お湯割りにすると、かなり薬酒感が強くなる(これはこれで好きです)。この温度変化カクテル、おもしろいかも。

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