ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ロンドン ヒル ドライジン」 ニュー クラシック

f:id:cymagin:20210109204203j:plain この数年のクラフトジンブームの中、その寛容性が故に多様なジンが生まれている。ジュニパーベリーが入っていることだけがジンの条件で良いのか?。とも思いつつ、この多様性を楽しむことができるのもジンならではある。おかげでブログを書けています。

 目隠しされて出されたら、ジンとはわからない銘柄も多い。ウイスキーか?、日本酒か?、ブランデーか?、ワインか?、その酒類(種類)を間違うことは無いだろうが、(クラフト)ジンは、ジン通でも無理。何の種類かわからない時、「ジンです」と答えた方が正解率が高いかも。

 そんな中で、「ジン」を繋ぎ止めているのは、旧来からの「ロンドン ドライジン」かと思う。私が「タンカレー」や「ボンベイサファイア」などから、「ジン好き」になったからか・・・。そんな、オーソドックスなドライジンの銘柄を探すのもジンの楽しみでもある。

f:id:cymagin:20210109204235j:plain これまでも、メジャーからマイナー(サウスバンク、イーストロンドンなど)まで、いくつかを飲んできた。このロンドンヒルは、味重視の比較的手に入れやすい位置づけか。歴史は古く、ビーフィーターなど「スタンダートジン」と言われる面々と同世代。

 それでも、近年、品質の高さを示す賞に連続して輝いたり、「スタンダードジン」とも「クラフトジン」とも違った評価を得ている。飲んでみても、基本的なドライジンではあるものの、何か新鮮さを感じる。透明感かな?、甘みのあるスッキリ感は、今時の風味かとも思う。