ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「瀬戸内ジン」 オール瀬戸内海

f:id:cymagin:20210124205848j:plain 岡山の宮下酒造で造られる焼酎ベースのクラフトジン。宮下酒造「クラフトジン岡山」、多彩な日本酒、焼酎(米、麦)、ビール、さらにはウイスキーやウオッカなども送り出している。「匠バーテンダー家飲みカクテルシリーズ」なんてのもある。

 このジン、瀬戸内海(The Inland Sea)にこだわり、岡山のパクチーとブドウ、徳島の柚子、愛媛のレモンを基本のボタニカルとし、徳島の昆布、岡山のお茶とクロモジ、広島の山椒がサポートする。使われる水も岡山の「伏流水」を地下深くから汲み上げている、とか。

 個人的には、瀬戸内海に縁が無く、「ヘソないかい、へ~そうなんかい」なんて面白がっていたレベル(すいません)。瀬戸内海、ひとつの圏域として「心情的な」つながりがあるのだろう。海賊(村上水軍)のつながり?。

f:id:cymagin:20210124205927j:plain 呑んでみる。焼酎系のジンとしては、多くのボタニカルが総合的に調和している。焼酎が「出しゃばる」ことも無く、柑橘の爽やかさやほんのりとした甘さも心地良い。これは「焼酎で無く、ジンです」と、言える品。難を言えば、一見ラベルがちょっと安っぽいことと、加水(炭酸でも)すると、かなり白濁すること。

 日本のクラフトジンを飲むようになって、それぞれの土地のミニ情報を楽しんでいます。瀬戸内海には700以上の島があるとか・・・。瀬戸内、まだまだ特産品が多いので、今後が楽しみです。オリーブなんてのは?。