ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「KODACHI(香立)こだちジン」 熊野古道にはGINが宿る

f:id:cymagin:20210423200031j:plain 和歌山県の酒類製造販売企業「中野BC」が手がけるクラフトジン。「中野 BC」では、このほかに香り高きコウヤマキを使用した「槙-KOZUE-」ジンがあり(下記)、また、ご当地の梅を使った「香雪-KAYUKI-」もある(これはスピリッツの区分)。

 この「香立(こだち)ジン」、焼酎系で柔らかい甘さを感じながらも、しっかりとした樹木系の香りがある。実際、ボタニカルには、「紀州杉」、「紀州桧(ひのき)」が使われ、同じ針葉樹のジュニパーベリーも加わり、森林浴×3ジンだ。

f:id:cymagin:20210423200122j:plain 「木立(こだち)」、真っ直ぐ天に樹がそそり立つ風景が、まさに「熊野古道です。熊野古道には神々が宿る、神々、じん々、GIN々です。炭酸や水で割ると、白濁するが、焼酎感は甲類に近いので、すっきりした味わいで、楽しめる。

 さらに和歌山の柑橘(果皮)と山椒が加わっているので、さっぱり感は秀でている。都会から離れ、ひとりキャンプで森林浴に浸り、星眺め眺めながらの一杯と一句「春めく星、明日(あす)にふくらむ、この一杯」。神(GIN)を讃えましょう。