ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ヴィンセント ヴァン ゴッホ ジン」 遊び心満載

f:id:cymagin:20210507210026j:plain オランダ生まれの画家ゴッホ、ヒマワリや自画像など860点の油絵、その独特な画風は説明するまでも無い(説明する知識が無い)。その著名なゴッホ様のジンです。しかも、同郷オランダのクラフトジン。

 この類の「便乗もの」(あやかったもの)を買う前には、ちょっとした「ためらい」がある。すぐ加担(仲間入り)して良いものか・・・と。ただ、気になっているので、結局は入手することになる。このジン、結果的には遊び心満載の楽しいジンでした。

 まずボトル、オランダの運河が描かれている。前面のガラス面に石橋、加えて、裏レベルの表と裏の描写、これらが一体的につながっている。ゴッホの作と紹介しているネット記事もあるが、確認できない。ただ、画像の中には、ゴッホ独特のタッチ。

f:id:cymagin:20210507210057j:plain ボタニカルは、アンジェリカ、コリアンダーなど10種類とされる。ちょっときつめのコルク栓を開ける。強めの甘みと刺激的なシトラス感の酸味両極をしっかりと味わえる。3オクターブくらいの幅を感じる。しかも深く、美味しい。

 当時の芸術家は「アブサン」を愛用し、ゴッホもこれを飲み過ぎて精神に変調を来したとの説もある。「ジン」にしておけば良かったのに?!。青森の偉人、棟方志功は上京する際、「わだば(私は)ゴッホになる」と言ったとか、アブサン、飲んだのかな?。

f:id:cymagin:20210507210207j:plain 自宅でのゴールデンウィーク、お陰で美味しく、楽しく、遊ばせてもらいました