茶神の2本(種類)目。ラベルに記されている説明書きには、【仰天のスモーク感と滋味に心震える京都名物・炒り番茶のジン】とある。原材料は、番茶(京都府産)、ジュニパーベリー、コリアンダー、醸造用アルコール、麦焼酎、黒糖。
「ノ貫」、千利休と同時代の風変わりな茶人として紹介されている。利休とは正反対、高価な茶器には無関心で、美味しいお茶を振る舞うことができれば良いという道。風変わり?、こっちの方がまともだと思うのだが、秀吉には合わない。茶人→茶ジン、この繋がりでした。
燻製感のある香ばしさ、黒糖のコクのある甘さ。どっしりした感じ。先の「茶神 紅葉」と同じ流れだが、濃いめの番茶に黒糖を溶かし、さらにジンを多めに入れるとこんな感じになりそう。ちょっと甘過ぎかとも思うが、悪くは無い。
気になったのが沈殿物、瓶底に5mm程堆積している。「紅葉」「角笛」にも見られるが、これほどでは無い。何せ、入手してから1年くらい経つ。風味などが変わっているかもしれない・・・。でも美味しい。