粋なボトル、裏ラベルの内側に描かれているのはイングランドの北東部、スコットランドに近い都市ダラムのダラム大聖堂(ノルマン様式の教会)の正面、見上げたところに配置されたステンドグラスをイメージしたもの(らしい)。
このダラム大聖堂、1093年に創建された由緒ある建物で、「ハリーポッター」のロケ地としても知られている。ダラム(DURHAM)は、ダラム城も含めてユネスコの世界遺産としても登録されている。近郊のダラム蒸留所で作られたクラフトジン。
昔ながらの銅製スチルを使った地元密着型のハンドメイドが売りで、10種類のボタニカルが使われている。一般的なボタニカルが主流だが、ダラム産の「セロリシード」に注目。私、セロリ好きで、セロリの糠漬けとチャーハンは垂涎もの。
飲んでみる(ストレートで)。最近、風変わりなジンを飲む機会が続いていたので、久しぶりに王道のロンドンドライジン。柑橘も程よく、甘みも柔らか、なんとなくセロリも感じる。
個人的にはハリポタにあまり思い入れはないが、30歳になったラドクリフに「ダラム ジン」で乾杯(アルコール依存症にならない程度に)。さっぱりとした爽やか系のジンでした。