キュウリをボタニカルとするジンとしては「ヘンドリックス ジン」が知られている(下記)。老舗ゴードンも、キュウリをメインにしたジンを出してきた。飲んでみる。キュウリと言えばキュウリだが、結構青臭く、化学的な香りも感じる。
日本人と欧米人、キュウリに対する感覚(味覚など)がかなり違う?のか。私、キュウリに味噌を付けてジンの肴にしようと思うけれど、キュウリをボタニカルにしたジンは興味だけ。実際、それ程美味しいとも思わない。
インド北部が原産地の「キュウリ」、日本への渡来は平安時代と古い。イギリスでは、キュウリだけのサンドイッチがあったり、キュウリアイス、キュウリハンドクリームなど、独特のキュウリ文化が見られる。不思議だったキュウリとジンの組み合わせ、深い事情があるようです。
昆虫の世界には、「フェロモン」というのがあって(性フェロモンとか、集合フェロモンとか)、これを化学的に合成してトラップに仕掛け、害虫を引き寄せるという防除手法がある。このジンを、カッパが居そうな淵の近くにセットし、引き寄せるという企画はいかがでしょう。