ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「アガラス ジン」 常識はくつがえる

f:id:cymagin:20210720192919j:plain 南アフリカの喜望峰(ケープ ホーン)、インド洋と大西洋を分ける地点として教科書に・・・。ところが、アフリカ大陸の最南端は、「アガラス岬」です!。その名前を付したこの南アフリカ産のクラフトジン、常識を裏切る美味しさを[喜望]しましょう。

 最近のブログ(下記)でも取り上げてきた「さとうきび」ベースのジン。ボタニカルは、ジュニパーベリー、ワイルドブーク、アンジェリカルート、ハニーブッシュ、コリアンダー、レモンピール、ラベンダー、パラダイスシード。さらに、南アフリカ大陸最南端の海水を加えたとある。

 ボタニカルの「ブーク」、「ブッコノキ」とも称され、ミカン科アガトスマ(Agathosma)属の常緑低木である。野生のブークは、生育する間もなく切り取られる位の人気で、精油は、柑橘系のすっきりとした爽やかな香りとか。

f:id:cymagin:20210720192941j:plain ストレートで飲んでみる。甘味、酸味、苦味(塩味も?)、濃厚なのだが、重くないという不思議さ。ロックも最高に楽しめるが、炭酸割りにしてみると「ほろ苦いシトラス」感が得られる。ホットでもいけそう。色々と楽しめそうなジンです。

 この「アンブレラと自転車」の軽~いボトル画、その由来はわかりません。「濃厚だけれど軽い」を表現している?。もし、シックなボトルだったら飲んだ時の印象も違ったかも。ジン、多様性と意外性が魅力です(アガラスで再認識)。