ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「タンカレー マラッカジン」 怪傑ハリマオ

f:id:cymagin:20210824204148j:plain 元々は1999年に登場し(写真のラベルとも全く違う)、数年で販売終了となった「タンカレー」の派生。その後ヨーロッパで復刻版も出されたらしい。オリジナルのマラッカには、万単位のプレミアがついている。詳しい経緯はわからないが、今、この1000mlが入手できる。
 
 マレーシア、マレー半島の南端に位置するマラッカ、15世紀のマラッカ王国を起点とするが、その後ポルトガル、オランダ、イギリスに支配され、日本の統治下にも置かれた。その歴史を表現する街並み、観光地としての資源ともなっている。

 飲んでみる。オリジナルの「タンカレー」とは別物です。かなり「柔(やわ)」、軽めのシトラス感、結構甘い。ストレートで飲むのがちょうど良いくらい。それなりに美味しい。オリジナルのマラッカとは全く違うとのコメントもある。

f:id:cymagin:20210824204210j:plain 「怪傑ハリマオ」、ほとんどの高齢者が知っている(聞いてみて!)。テレビで見た記憶が無いのに、歌「真っ赤な太陽燃えている 果てない・・・ハリマオ ハリマオ ぼくらのハリマオ」は、何故か私も知っている。知らない方はググってください。

 このジンのビックリは、価格。ネットでは、2880円~6000円台後半驚異の価格差。1リットルで2880円はかなりのお買い得だが、6000円は躊躇する。ラベルにある虎「(たぶん)マレートラ」も紹介したかった・・・、ハリマオは、マレー語で「虎」。奥が深いジン。ハリマオが解決してくれる?。