ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「フェッキン アンビリーバブル アイリッシュ ジン」 エイプリルフールなジン

f:id:cymagin:20220401192227j:plain アイリッシュジンです。アイリッシュには面白いジンが多いのですが、高品質であることも見逃せません。このジンも、「まさに」どころか「超」です。ボタニカルはシンプルで、ジュニパー以外はアンゼリカのルート、カッシアのバーク、コリアンダー、とレモンだけ。

 飲んでみる。落ち着いた柑橘感と程よい苦み、変な甘みも無く、素直に美味しいです。面白いのはここからです。「フェッキン」にはスラング的な意味合いがあるらしいのですが、アイルランド語では「ビックリした!」の砕けた表現とか。津軽弁では「わいは!」。

f:id:cymagin:20220401192310j:plain ここからの話は、このジンの説明にも、どこのネットにも見当たらない怪情報です。写真2枚目の様に、ラベルの裏に写真と文字が羅列されています。私のちょいと衰えている眼ではなかなか解析できない。ので、「ラベル剥がし液」を使って写真3枚目を得た。

f:id:cymagin:20220401192336j:plain んでもないことが長々と書いてある。地球からの高性能望遠鏡で、このジンが月のクレーターの中に見え、これは自称エイリアンの誘拐犯であるドアヒンジ博士のよるものとか、ヒマラヤのイエティが係わっているとか・・・。奇想天外な記事が延々と書かれている。

 そう言えば、ジンの名前にアンビリーバブルが入っている(伏線でしょうか)。4月馬鹿にふさわしく、楽しい1日でした。そして、美味しかった。