今年の正月、「虎ノ門蒸留所 COMMON ジン」を紹介した(下記)。そこでも話題にしたが、虎ノ門蒸留所は、多くの派生ジンを提供していている。カモミール、ラベンダー、みかんの花、金木犀などがあるが、この「カカオ」は限定品のクラフトジンだ。
ボタニカルとして使用しているカカオは「カカオニブ トゥマコ」。南米コロンビア、50年にわたって内戦が続いていたが2017年に終結を宣言した。紛争の中心地であった港町「トゥマコ」は、カカオの生産地でもあり、実に多様な品種が作られている。
そんな多様なカカオを日本でハンティングしているのが小方真弓氏で、「トゥマコ」もそこから提供されている。さらに、オレンジやレモンのピール、数種のスパイスやジンジャーを微妙に?加えて造られたのが、このジン。
alc.53%でもあり、ストレートはちょっときつくて味がわからない。炭酸で割ったら、真っ白になった。カカオの油成分に起因しているのか。チョコレート風味ではないが、後味が「カカオニブ」。次回のブログは、カカオニブの【づけジン】です。
このカカオジンは限定品なので、手に入らないかも。虎ノ門蒸留所の色々なジンをお楽しみください。