ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「グレンダロッホ ワイルド ウインター ボタニカル ジン」 生き残るための知恵

  「多様性」や「個性」を主張するクラフトジン、地域を表現する銘柄も多いが、その地域も季節によってうつろい行く。そんな四季を具現化したのがアイルランドの「グレンダロッホ」。春・・夏・・秋・・冬。今回完結しました

 春を紹介したのが4/25、それから夏(7/25)、秋(10/11)と来てのウインター。この1年、世界は重く・・・長かった。春には想像できなかった記憶に残る1年、ブログで付き合ってくれたグレンダロッホ、感謝

 ウインターのボタニカルは、ベイマツ、オウシュウアカマツ、ニワトコの実、スローベリーの果実、ナナカマドの実(ローワンベリー)、ウッドセージ、ハナウドの種、野生バラの実、カキドオシ(シソ科)。

 ナナカマド、北日本では街路樹などでポピュラーな樹種。秋には赤い実を「たわわ」につける。けれど、鳥は食べません。年が明けてからの低温で渋が抜けていきます。春まで生き残らないといけない野鳥たちの餌となるのです。木の実を感じさせる味わいでした(呑みログ希薄!)