ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「北海道クラフトジン 北水鐘(きたすいしょう)」 田中邦衛さんに捧げる

 「水鐘」? ネットで検索しても良くわからない。ジンの説明では「鐘(かね)を衝いた時の音が水面に波紋として広がっていく」とあり、ボタニカルの香りや余韻が広がっていく様を表現しているらしい。

 北水鐘の「北」は北海道。ラベルには丹頂鶴。ジュニパーベリー等5種類のベースボタニカルに加え、北海道ならではの6種類の地域ボタニカル赤紫蘇(白糠町:しらぬか)、アップルミント(妹背牛町;もせうし)。

 さらに、昆布(礼文島)、男爵イモ(美瑛町:びえい)、シーベリー(むかわ町)と北海道産の吟風(ぎんぷう)とか。ジャガイモとか米をボタニカルに使うのも面白いが、シソ、ハーブ、昆布・・・全体に不思議な組み合わせ。

  呑んでみました。グッ!とくる、濃厚で不思議な味わい。表現が難しいが、野性的であり、何か動物質の要素も感じさせてくれる。北欧のジンとも違う、日本の「北国から」を感じさせてくれる自然豊かなイッピンでした。