フランス北西部に位置するノルマンディ、「ノルマンディ上陸作戦」でその名を思い起こすが、ちょっとググってみたら、古来からの壮大な歴史に圧倒された。このブログで語るには恐れ多い。ひとつだけ、ノルマン人は「ヴァイキング」です。
このジンのベーススピリッツは、りんごを原料とする蒸留酒「カルヴァドス:カルバドス (calvados)」。ノルマンディ地方で造られることが条件で、他地域で造られたものはカルヴァドスを名乗ることができない。【その他】は一般的に「アップルブランデー」と称される。
この地でカルヴァドスやシードル(りんごを使用した発泡酒)を生産する大手ブランド、ドメーヌ・コクレルが造るクラフトジン。ジュニパーベリー以外のボタニカルは、リンゴ、オレンジ、シナモン、ユリ、クローブ、ショウガ、コリアンダー等15種類とか。
洗練された装いのボトル、飲みました。カルヴァドスの独特の香り高く奥深い甘さ。加えて、果物の甘味と酸味、さらにショウガ?などのスパイス感が面白い。意外と辛口、同じカルヴァドス系の「ル ジン」と比べるとボタニカルの個性が強いかも。