ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「道後ジン」 今年の夏はこれ!、満足させます。

 「道後ジン」:検索すると「道後ジン 六媛(ろくひめ)」がヒットしてしまう。同じ愛媛県水口酒造のクラフトジン。「六媛」は麦焼酎をベースにぶどう「ピオーネ」、いちご「紅い雫」などをボタニカルとして使用している(下記)。

 今回の「道後ジン」酒粕由来の焼酎をスピリッツベースに、愛媛県産の柑(せとか、紅まどんな)、柚子(鬼北町産)、レモン(岩城産)、キウィフルーツ、七折小梅(砥部町産)、檜チップ(久万高原町産)、新宮茶などがボタニカルとなっている。

 同じく愛媛産のボタニカルが特徴だが、スピリッツは米ベースの焼酎、多様な柑橘系を使用するなど、組成は全く違っている。が、両者とも創業120年の醸造技術に裏付けられ、文句の無いイッピンとなっている。

  柑橘感が心地よい。ミカン、オレンジ、レモン、柚子と言った複雑なカオスとジンの苦みが上品に軽やかに絡み合っている。キリッと冷やした炭酸割り、今年の夏、どんなディナーでもあなたを満足させます。