北海道のほぼ全域をカバーするコンビニ「セイコーマート」が提供するクラフトジン。オホーツク海に近い滝川町の和ハッカ農家が、「地域を応援してくれる会社に自分たちの大事な原料を使ってほしい」とセイコーマートへ相談したのがきっかけとか。
滝上町の和ハッカ栽培、100年以上の歴史がある。1930年代には世界の約7割を占める産業に発達し、メンソレータムの原材料として輸出もされていた。その後、合成ハッカなどの出現により激減したものの、今でも数軒のハッカ農家が歴史を受け継ぎ、新たな展開を提案している。そのひとつがジン。
和ハッカ(薄荷:ミント)、洋種ハッカと分類上大きな違いは無いらしいが、強い清涼感と爽快な味わいが特徴とか。「Secomaミントクラフトジン」は、和ハッカの乾燥葉を漬け込み、蒸留したクラフトジン。
飲んでみました。ハッカ感がハンパでない。炭酸で割っても相当のミント清涼感。期待度を満足させてくれる・・・ ・・・のですが、飲む場面が難しい。食事とは合わせにくいし、肴の選択も考えてしまう。結局、単で飲みました。爽やかなイケメン、かえって難しい。
カクテルで使えば素敵な展開がありそう、バーテンダーの方にお任せします。