前回に続き、ジェネヴァタイプのジン。陶器、しかも高級感のあるややくすんだ黒。栓は封印され、オランダ色のリボンが粋な演出を見せる。1000mlの重さと「この」気品、開ける決断が必要、その前に・・・若干の情報検索。
ネットでの紹介は「高価な初期のジュネヴァ。またの名を「ダッチバーボン」。3回蒸留のジュニパーベリースピリッツとモルトワインのブレンドをシェリー樽でフィニッシュ」とある。蒸留後にカスク熟成をかけたスピリッツである。
「ダッチバーボン」、16世紀にオランダで生まれた創生期のジェネヴァ(ジン)。ダッチ コーンウィンはこれを再現しようとしたクラフトジンか。封印をこじ開けてグラスに(封はバラバラに砕ける)。
ビックリするくらいの褐色、炭酸で割っても濃厚「麦茶」色のレベル。飲むとカスク(樽貯蔵)感がハンパでない。それなりに美味しいのですが、ジェネヴァとしてはどうなのかな?。でも、多様性がジンの楽しさなので、とやかく言うのも野暮ですね。温故知ジン
武蔵屋で購入できる様です。