先に、海外大手のジンは情報が無い・・・と嘆いたが、日本のクラフトジンはあまりにも情報が多く(下記など)、リンク先を紹介したら書くことが無くなってしまう。しかし、溢れる情報を要約するというのも・・・・必要か。
金沢のALEMBIC大野蒸留所、2022年から製造を開始した。カカオニブ、クロモジなど8種のボタニカルと霊峰白山の湧水を使用し、試作品の8番目を「ハチバン」として世に送り出した。7番だったら・・・図柄も違っていただろう。
飲んでみる。やや甘めの薬草系。ボタニカルは、他にジュニパーベリー、コリアンダーの種、レモンとオレンジの皮、アンジェリカの根、カシア(「八ツ橋」に使用)・・・、この薬草感は「クロモジ」からか。
色々なものを取り込んで、さらにきらびやかな展開を見せる「加賀金沢」の文化、このジンの風味にもそんな金沢らしさが香る。漆器を想わせるボトルもいい感じ。飲んでる方もいい感じに仕上がりました。