ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

トニックと言えば「フィーバーツリー」 の派生トニック・・・パニック

 「フィーバーツリー」、2004年、ロンドンで出されたトニックウオーター。そのフィーバーツリーが出した「派生トニック」。トニックウオーターが単なる「割り剤」で無いよ!と言いたい品揃え。

 メディタレーニアン、エルダーフラワー、プレミアム、ジンジャービア、ジンジャーエール、ソーダウォーターの6種類。サンプルとして6種セットで通販されていたので入手してみた。

 セットで紹介しようとした、のですが・・・どれも個性が強くしかも美味しくて・・・、(パニックです)。これはひとつひとつ紹介しないと失礼かと思う。と言うことで、機会を見ながらそれぞれを取り上げて行きます。

 6種のジントニック、美味しくて、ついつい飲み過ぎ。パニックです。

 

「ニッカ ジンスパイア」 ニッカワールド、くすぐられました。

  「ウイスキーインスパイアされたジン」として、9月13日に売り出された「ジンスパイア」。インスピレーションの動詞形「インスパイア」は、「感化される」と言うような意味。尊敬する人(物)に触発されるとか、啓発されるとか。

  ニッカ、ちょっと捻(ひね)って来るところが面白い。ニッカの「カフェジン」(下記)にしても、サントリーのジン「六」や「翠」と比べると、イタズラ的な楽しさがある。くすぐらされるウイスキーインスパイア!、ニッカの真骨頂かも。

 

 公式HP(下記)にも「ジンの常識を打ち破りたい」とある。挑戦している。ある意味【邪道】ですが、ジンの多様性を楽しみましょう。モルト感のあるウイスキーをベーススピリッツとし、そこでボタニカル(詳細はわからないが10種類以上)を表現して見た・・・かな。

  ずいぶん「よいしょ」しましたが、呑んでみます。ウイスキーにジンを混ぜたものを想像していたが、基本はジンです。ボタニカルのひとつとして、スモーキーな「モルト」が居る感じ。落ち着いた美味しさ、しかも安い。ニッカさんありがとう。

「AKITA CRAFT GIN 岑(ぎん) No.65」 ナマハゲに薬酒系ジン!

 裏ラベルの説明を抜粋「岑は秋田の山が産んだクラフトジン。和ハーブであるクロモジ、ほのかに甘味のある白樺樹液を加え、試作レシピNo.65を採用したコンパウンドジンとして仕上げた。柔らかな味わいとボタニカル由来の清涼感をお楽しみ・・・。」

  「クロモジ」をボタニカルとするジン、これまでもいくつか紹介してきた(下記)。日本の北国のジンに多いかな?。山歩きをする人は生のクロモジの小枝を口に含み、その青くさい独特の清涼感を味わいながら散策、登頂を楽しむ。
 

 これまでのクロモジ系のジン、結構な薬酒系ジンであった。呑んでみる。このジンもその感じ。ただ、ほかのボタニカルの味わいもあり、慣れてくると面白さを感じてくる。薬酒系のクラフトジン、どの様に評価されているのだろうか?。

  「岑」は「ぎん」で、ローマ字表記は「GIN」で、お酒のジンと同じスペルの「GIN」。「岑」には、「小さいながらも険しい、鋭い」と言う意味がある。このジン、呑んでみて、いかにもそんな感じ。秋田、新しいクラフトジンが次々と出てくる。

「アイスランディック イーグル プレミアムジン」 守護神 酒護ジン

 このジン、ストレートで呑むと妙に甘い。色々なボタニカルも感じるのだが、甘くて良くわからない。ところが、炭酸で割るとス~と雲が晴れてくる。甘さが緩和され、微妙な風味が現れてくる。春、雪どけが進んで土や草花の香りが・・・・

  イギリスの北に位置する火山国アイスランド、人口は36万人程度。奈良市、高槻市、川越市の人口でありながら、国家政府があって、航空会社まである。その首都レイキャビク(人口12万人)で造られているクラフトジン。

 アイスランドは雄牛、巨人、竜、の守護霊に守られているとのこと。このジン「イーグル(鷲)」もアイスランドを守る。ベーススピリッツはアイスランドの清水と小麦、ボタニカルはジュニパーベリー、ジンジャー、アンジェリカ(根)、コリアンダー(種)、オレンジとレモン(皮)。

  アイスランドも含め、北欧には個性的なジンが多い。アイスランドジンとしては「マーティンミラーズジン」を紹介した(下記)。北欧のジンに感じる土臭さ独特の自然観。4守護神の中の「巨人」はウオッカで製品化されているらしい。雄牛と竜のスピリッツを期待したい。

 

「ケープタウン ルイボス レッドジン」 健康のためにジンを

 ケープタウン、名前の通り南アフリ共和国のジン、同国のジンはこれまでも3点取り上げた(下記)。それぞれ非常に個性溢れる品々であった。ケープタウンジンには数種類あるが、今回は「ルイボス」。ルイボスは「ルイボスティー」として知らている。

 ルイボス、ケープタウンの北に広がる山脈一帯にのみ自生するマメ科の植物。ルイボスティーはカフェインを含まない健康茶としてコンビニなどでも販売されている。効能等については当ブログの範疇ではありません(責任回避)。

  ボタニカルなどの詳細は良くわからない。ルイボスをボタニカルとして使用とあるが、「添加」と書かれているサイトも多い。ジンの色を見ても、ルイボスを加えて再蒸留したと言うより、「添加」なのだろうか。

  確かに「コンパウンド ジン」と称されるジンでは、ボタニカルを入れてからは再蒸留をしていない。ジンは多様性が魅力、色々あって良いでしょう。開封して嗅いでみる。芳ばしい番茶系の香り。一口・・・ほんのり甘く、健康に良さそうな雰囲気。呑兵衛が健康を語ってもしょうが無いか。

 

 

「Freeee!!! フリー ジン」 自然、自由、梅!!!

   正式名称は「Freeee!!!」かな???。「篠崎 朝倉  ASAKURA CRAFT GIN- Freeee!!!」と紹介しているサイトもある。「篠崎」は製造者の株式会社篠崎、「朝倉」は製造社が在する福岡県朝倉市。コンセプトは「自然×自然×ワクワク」。ラベルもワクワク。

 (以下、サイトから抜粋)自然界の中で植物たちは絢爛と咲き誇り、変わらず自由を謳歌しているようです。彼らの織りなす自由なムードをボトルに表現したい。そして少しでも多くの人に自由を感じて欲しい。Freeee!!!はそんな想いから生まれた楽しいクラフトジンです。です。

  ボタニカルは地元素材にこだわりながらも、世界各地から厳選した素材も含め26種類。静岡の「桜」、熊本八代の「晩白柚」、福岡のイチジク「とよみつひめ」、福岡県八女の「玉露」、で四季を表現している。

  26も入っているので、複雑な風味ですが、一口目の所感は「梅、酢ッパ」です。炭酸で割っても梅を感じる。ただ、ボタニカルに梅は無い。私だけの食感かな?・・・。どう感じるかあなたの自由です!。Freeee!!!。ちょっと別世界のクラフトジンでした。

「ダーンレイズ オリジナルジン」 攻撃的にならない酒、「今時」必要です

 「ダーンレイズ ジン」には、日本国内公式サイトがある(下記)。簡潔でわかりやすい。ありがたいけれど、このサイトを紹介すると、当ブログでは紹介することがなくなってしまう。あ!、スコットランドです。

  ボタニカルは、ジュニパー、エルダーの花、レモンの皮、アンゼリカとオリスの根、コリアンダーの種。オーソドックスなボタニカルを使っていても、造り方によって個性が出てくることを実感するジン。

  やや苦みが強いが、かえって質実さを感じる。それでも・・・・・飲んでいると上品な甘さとシトラス感がしっとりと湧き出てくる。攻撃的な気持ちにならない、ひなたぼっこでもしたくなる様な優しさです。プーチン、トランプに飲ませたい。

 ボトル栓のカバー(ボトルキャップというらしい)が、ハンコの様だったのでスタンプインクで押印してみました(下写真)。水鳥のようですが、木にとまってる?。海外も含めてネット検索すればわかるかもしれませんが、しません(非攻撃的に酔っ払ってしまったので)。


「ひらめき ジン」 豚汁にジンを振りかけて

  「ひらめき」という薩摩特産(さつま町)の香辛料がある(写真右)。1983年(昭和58年)、地元で古くから使われてきたものを参考に高嶺さんが考案し、その後、親戚の高畑さんが製造販売しているという。

 町内の物産館やネットで手に入る。タカノツメ、ミカンの皮、白ゴマを材料とした昔ながらの一品とか。この香辛料とコラボしたクラフトジン。100mlと小ぶりだが・・・企画もののジン。たぶん、100mlしかない。
                      

  町内の小牧醸造㏍が芋焼酎をベーススピリッツとして作成している。サツマイモは小牧醸造が栽培していて、その近くで香辛料の材料も作られていたことから、繋がりができたという。瓶の造りも似せたものとなっている。

 グラスに氷を沢山入れ、香辛料を振りかける様にジンを注ぐ。まず、芋焼酎の香りが口に広がり、その中にピリッと唐辛子が、さらにはミカンの爽やかさも。豚汁にちょっと注いでも良いかも

「BCN ジン」 ブランデーと東洋が混ジン

 私の写真技術では無理。前面の上から見ると、裏ラベル内側の「青い砕けた氷」様の図柄がとっても綺麗に見える。HP(https://www.bcngin.com/en/)の写真でちょっと垣間見えるのでその美しさを見て欲しい。いかにもスペイン!。BCNはバルセロナ。

  ベーススピリッツの材料はワイン産地プリオラートのぶどう、つまりブランデー。ジュニパー以外のボタニカルは、ローズマリー、フェンネル、松の芽、フィグ(イチジク)やレモンピールなど。この組み合わせも独特で、想像ができない。

 ぎっちり固められたネックカバーを切り取り、グラスに注ぐ。香りで混乱、飲んでみる。ベーシックなロンドンジン系では無いし、クラフトジンとしても異彩を放つ。ガツンです。薬酒系ブランデーと表現します。ブランデーの芳香と甘味に「漢方の様な東洋」が混然するのです。

 説明に「テロワール溢れる魅力」とあったが、テロワールがわからない。「ワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指す語である」とか。同じ品種でも地域によって風味が変わると言うことでしょうか。

 とにかくビックリするジンでした。でも、クセになる美味しさですよ~。

 

「ベストテイスト ボタニーズ ジン」 美味しくて一番安い?ジン

  とにかく「安い」。720mlで699円(税込み769円)。ちなみに送料は698円。さらに、2700mlペットボトルがあって1999円(税込み2199円)。愛用している国産「ドーバー ジン」が1800mlで2730円なので、相当安い。

 製造者は「南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社」。製造工程等は良くわからないが、ヨーロッパからのグレイン(穀物)ベーススピリッツに日本ならではのボタニカルなどを加えて再蒸留した?。柚子、山椒、緑茶などが使われていると説明がある。

 「南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社」のHPの商品情報を拝見すると、ワイン、ウイスキー、スピリッツのカテゴリーがあり、スピリッツには「怜(れい)」が載せられている。怜には自家製のジンを加えたとある。ボタニーズ ジンの記載は無い。
 
 スクリューキャップを開けて飲んでみる。ボトルはシンプルだが、ラベルのデザインは安っぽさを感じさせない。クセの無いオーソオックスなジン、飲みやすい。たぶんカクテル素材としても優秀だし、普段使いのジンとしてもハイレベルだと思う。

「コロンボ No.7 ジン」 うちのかみさんがね、好きなんだよ

  「コロンボ」はあの刑事で無く(当然)、スリランカ(旧セイロン)の首都。で、そのスリランカのジン。スリランカは英国領だったので、ジンがあってもおかしくない。歴史的な流れは割愛するとして、70年前のレシピを再生したジンとのこと。

 1946年独立なので70年前はすでに英国領では無い。戦後の流通が混乱する中、東南アジアならではのジンを造ろうとしたらしい。当地のボテニカル:シナモン、カレーリーフ、ジンジャー、コリアンダーにジュニパーベリーなど3を加えた7種(No.7)。

  ラベルに描かれているブランドマーク「聖獣ガジャシンハ」。頭は像(知恵)、体は獅子(勇気と力)。このジンの工夫、先駆者と海外展開のエネルギーを示している。基本はロンドンドライジン、多様なクラフトジンが登場している中で、王道は堅持して欲しい。

  室温ストレートでひとくち。トロッと甘く、これはこれで美味しいが、ロックや炭酸割りにすると酸味が引き立ち爽やかになる。ちょいとライム、最高の夏です本格的なロンドン・ドライ(クラフト)ジン。スリランカには10ほどのジン銘柄があるらしい、期待!。

「Collesi(コッレージ) イタリアンクラフトジン」 ウルトラg難度

 何とお呼びしたら良いのでしょうか?。商品名を探したのですが良くわからない。「Collesi社のジン」が正式名称?。これだと、サントリーのジンとか、明石酒造株式会社のジンとかになってしまう。ボトルに「g」とあるのだから、gジンで良いと思うのだが・・・・。

 コッレースィ(コッレージ)社、イタリアの著名なグラッパ造りのメーカー(グラッパについては下記参照)。その丁寧で高い技術をジン造りに活かしてる。ボタニカルの香りと味を如何に表現するかはグラッパもジンも同じだ。期待度マシマシ

 このボトル姿もイタリア~!。ベーススピリッツは大麦。ジュニパーベリー、レモンピール、オレンジピール、胡桃、薔薇、ホップ等のボタニカルを蒸気で加熱し単式蒸留方式により造られている。単式は素材の特徴を残す蒸留方法だ。

 豊かな香り「隠し味(香)」として、当地のスミミザクラを使っているとある。ヨーロッパなどに自生し、酸っぱいサクランボの様な実がなる。漢字で書くと「酸実実桜」なので相当に酸っぱいのだろう。独特の風味?・・・ 期待度さらにマシマシマシだ

 飲みました。濃厚です。酸味も甘さもググっときます。「酸っぱいサクランボ」が生きています。かなり押しの強いイタリア青年?、でも悪くないです。炭酸と半々くらいで丁度良いかも。ところで、ボトルの「g」は何なんだろう?。単にジンのgだったら怒るで!。きっともっと深い意味があると思う。

「東経135度 兵庫ドライジン」 明石は日本の標準時ン

   明石市日本標準時の基準となる「東経135度のまち」と言われ、その地の「明石酒造株式会社」が造ったジャパニーズクラフトジン。ドライジンではあるものの、巧みに自社の特徴や日本らしいボタニカルを取り込んでいる。

 ベーススピリッツは「グレンアルコール」とあるので甲類焼酎系かと思うが、飲み味は日本酒感さえある。実は、隠し味として、蒸留した純米酒を少し加えているとのこと。隠し味?、ちゃんとその風味を感じることができる。

 これは多様な種類を展開する「明石酒造」の旨狡い(ずるい)テクニックだ。ボタニカルにはドライジンの基本となるジュニパーベリーなどに加え、紫蘇、柚子、煎茶、梅、山椒が使われている。和のボタニカルとしては王道だ

 ストレートで一口。詰まっています、濃厚です。柑橘系の酸味スパイスの刺激、ジンらしい苦み、おおらかな甘味は日本酒?。今やレトロなサイケ文字と垢抜けない?デザイン、逆に新鮮味を感じる。ラベルに惹かれて買ってしまった。私の標準時は昭和。

「グレンダロッホ ワイルド サマー ボタニカル ジン」 北国の夏の香り。

 グレンダロッホ夏のジン。3ヶ月前に「グレンダロッホの春のジン」(下記)を紹介し、その最後に「作戦にはまってしまった。サマー、オータム、ウインター・・・飲みたくなります。(中略)、次はサマーですかね。この頃、世の中はどうなっていることやら?」と書いた。

 そして今の世の中、こうなって(しまって)いますが、サマーを飲みます。グレンダロッホ(アイルランド)の歴史的な価値や、多くの品目を造り出す蒸留所については春のジンで紹介した。何を書こう・・・。このラベルに描かれている「お方」は?。

 このお方は、キリスト教の聖地グレンダロッホで120歳まで修道院長として務めたアイルランドの伝説の聖人「聖ケビン(St Kevin 498-618)」とか。高貴でハンサムなケビン青年はキリスト教の修行中にストーカーの女性に迫られ、逃げて落ち着いたところがグレンダロッホだった・・・。

 このサマーは定番ボタニカルのほかに、エルダーフラワー、ムラサキツメクサの花、ノコギリソウ、フランスギクなどが使われている。飲んでみる。蜂蜜の様な甘い香り、多様な野の花の香り。極暑や多湿の夏の香りでは無い。北国のひととき、白夜に近い夏の喜びを感じる。次はオータム、世の中はどうなっていることやら?。

「サントリー 翠 グラス」 体感温度、下がります。

  サントリーのジン「翠」、好調らしい。このブログを始めた当時(2019年)、日本のジンがこの様な展開になるとは想像もしていなかった。「翠」については、これまでに何回か紹介してきた(下記)。その中に書いたが、私のこだわりは「カワセミ」

 そんな「翠」のグラス、熱い夏には「欲しくなる」涼しげな色合いのイッピン。入手法を楽天で検索すると、グラスだけを直接購入もできるが、ボトルや缶(ソーダ割り)を多めに買うと「おまけ」に付いてくる。350ml×24缶を注文した。

 グラスには目盛り線が印されており、適切な?翠ジンソーダを作ることができる。ただ、缶の「翠」はすでに割ってあるので、新たにボトルも買って、忠実にソーダと作りました。この夏、このグラスと缶「翠」で乗り切るぞ~