ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

生活・食事の中にジンもいかがですか。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

【づけジン】 あぶさん! ぷふぁー よもぎの「プリマス ジン」漬け

 

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 酒好きにとって、よもぎ(蓬)と言えばアブサン。「電気ブラン」と並んで、やばい、それでいて恐いもの見たさの「憧れ」の秘酒。そして、水島新司の野球漫画「あぶさん」、バットに酒を吹きかける景浦安武(あぶ)、かっこよかった-~。

 海外でも、危険な酒として裏街道を歩む。ピカソやゴーギャンら芸術家を魅了した酒として知られるが、ゴッホの奇行の原因ともされた。一説に、主原料のニガヨモギに含まれるジヨンの中毒症状と言われた。国によっては禁止されたこともある。

 ジヨンの疑いは見直され、ゴッホは、安くて、(アルコールが)強くて、美味い「アブサン」によるアル中らしい。ヨモギ15g、プリマスジン150mlで漬けて見た。緑色の瓶と言うことで、プリマス。キリッとした感じの相性も期待。

 半日冷蔵庫で寝かして、飲む。ほのかな甘み、、ちょっとスッとする青臭い香り、久しく「アブサン」を飲んでいないので比較できないが、実にクセになりそうな逸品である。作り置きして、近いうちに「アブサン」と飲み比べてみたい。

 ニガヨモギは日本に自生していない。日本のヨモギとはだいぶ風味も異なるらしい。しかし、日本のヨモギも色々な場面で活躍している。草餅やお灸のモグサ薬草などとして。また、ヨモギのリキュール「和ぶさん」も商品化されている。

 ヨモギも今のうちである。そろそろアブラムシが付いてきたし、泡吹虫や葉巻虫も棲みつく。ちょっと多めに作り置きをしておこう。実は、ヨモギの花粉症である。ヨモギジンを飲むことで花粉症が軽減されないか!と期待しているのですが。

  

 

手頃なクラフトジン 「桜尾 SAKURAO GIN ORIGINAL」 ★★

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 2000円★★クラスの「日本のクラフトジン」、タンク容量が小さいクラフトジンの世界で、この価格を設定できるのは、中堅どころ「中国酒造(広島)」の意欲、「クラフトジンを安く提供したい」という想いであろう。

 2018年の発売の際、「SAKURAO GIN LIMITED」も同時に提供しているが、こちらはORIGINALの3倍の価格設定であり、幅広い層に向けたクラフトジンの展開を目指す。庶民的なクラフトジンという一石を投じたこのジン、応援したい!

 ボタニカルの種類によって、①最初からスピリッツに浸漬するもの、②蒸気が通過する際に香りを付けるものとに分ける最新の製法を取り入れている。スピリッツは沖縄のシマキビを原料としており、クリアなベースが特徴という。
 
 確かに、最近のクラフトジンの中ではおとなしい。柑橘系の特徴は出ているし、桜も使っていると言うが、際だったものではない。それでも、クラシックやスタンダードと称されるジンとは違い、「クラフトの雰囲気」を感じることができる。

 どうして飲んだらよいのか?。ストレートやロックなどでは、高価なクラフトジンとは勝負にならない。いかに「ひと工夫」できるかが、このジンの楽しみか。私なりの工夫には、ちょっと時間が欲しい。徹夜で(寝ながら)考えます。

 

【づけジン】 デトックス第2弾、山ウドの「ペリガンズ ジン」漬け

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 春の山菜では、先にフキノトウを浸けて「デトックス」を体感した(→ここ)、ただ苦かっただけ?。第2弾はウド。白い軟白ウドもあるが、使ったのは、れっきとした「山ウド」。若葉も含めて天麩羅にすると絶品の肴になる。

 山ウドは、沢山皮むきをすると、指が真っ黒になるほどアクが強い。皮を付けたまま切って30g、これに「ペリガンズ ジン(→ここ)」を70ml注ぎ、半日冷蔵庫に置いた。やや褐色の、強烈な代物となった。

 香りも味も「山ウド」そのもので、ウドの量が多かったせいか、苦さも含めてハンパでない。敬遠する方も多いかもしれないが、ウドのジンだと思えば、納得の産物だ。最初は「おいおい!」だったけれど・・・

 ・・この時期、1回は飲んでみたいデットクス」ジンとなった。これまで、いくつかの【づけジン】を作ったが、多くの場合、素材の特徴(香り、味など)を、そのまま抽出してくれる。ジンが、エキスを吸い取ってくれる感じ。

 結局、ストレートで完飲してしまった。デトックス?、私は毒がない人間なので、その効果はわかりません(まさか)。ウドは漢字で独活、風がないのに勝手に動くからと説明があるが、納得できない。「毒活」でないか?。毒が回ってきた。

 

★ もし良かったら、別ブログ【改変「ことわざ・格言大辞典】(→ここ)も見て!

 

この統計は正しいのか? 「ペリガンズ ドライ ジン」

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 スペイン、実はジン大国で、1人あたりの消費量が世界一という統計がある。最近、個性的なクラフトジンを数多く送り出しているのも頷ける。ぶどうの粕を使った蒸留酒「オルホ」など、独特の酒文化を背景に、ジンの世界も特徴的だ。

 ジンの消費量が多いと言うことで、多くの庶民的な銘柄があると思われ、このペリガンもそのひとつであろう。ただ、何者か?良くわからない。スペイン語のネットでを見れば色々出てくるのかもしれないが、私では無理。

 日本や、英語圏(わかる範囲)での説明では、「高品質で、穀物を蒸留し、選ばれた香り高い植物を用い、ロンドンドライジンの伝統的な製法で造られる。カクテルなどに最適である」。一般的なジンの解説でしかない。ペリガンの正体がわからない。

 ところが、最近地方の量販店でも、ペリガンズの特設コーナーがあったり、販売に力を入れている。そこらへんの事情は良くわからないが、歴史とか、製法とか、ボタニカルとか、商品説明を提示するのも、製造者(販売者)責任でないのかな?。

 ジンは庶民的な酒という一面があり、一瓶1000円を切る価格帯が重要で、ペリガンズもこのクラスに類する。このクラスの銘柄には、大体大瓶があり、ペリガンズにも2リットル瓶が提供されている。それでも2000円以下で買える。

 ほかの廉価版のドライジンに比べ、甘みが強い。何か、香料を加えたようにも感じてしまう。スペインのジンは、独特のハーブやスパイスを使っていると言うことなので、スペイン風ということなのか?。

 

ジンをビールで割る 「ドッグス・ノーズ」、 割れたのは信頼関係

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 ジンをビールで割っただけ、これを「カクテル」と言って良いのだろうか?。何でも混ぜれば、カクテルと言うらしいが、(私にとって)カクテルはちょっと薄暗いカウンターで飲むもので居て!欲しい。マティーニとか。

 ところが、ビール割りにも「ドッグス・ノーズ(犬の鼻)」というカクテル名がついている。学生の頃、焼酎や安ラムをビールで割って飲んでいた身分で、ジンのビール割りを、カクテルと呼ぶのは、はなはだ申し訳ない。

 個人的な想いは別にして、このカクテルの名前は「飼い犬にビールを飲まそうとしたが、全く飲まなかったので、ジンを足してみた。 すると、犬はグラスから鼻を離そうとしなかった」という話しに由来する。とのこと

 ネットでレシピを見たら、ジン45ml、ビール適量とあった。ジンにビールを少々注ぐのかと思ったが、ジンの3~4倍のビールを入れるらしい(やっぱり、ビール割りだ)。キリンのラガーと淡麗、プリマスジン(→ここ)の3倍割で飲んでみた。

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 結論、ビールです。淡麗の方が美味しいか?、飲み慣れているからでしょう。ビールで安く、早く酔う手段としては、有効です。ところが、勘違いしたレシピ、ジンに、ビールを少し垂らしたのが美味しい。そのうち、もうちょっと探求したい。

 ところで、ドックス・ノーズの逸話は正しいのか?。愛犬2頭のうち、1頭は(ジン入りを)見向きもせず、一方の純な彼(写真)は付き合って(ちょっと舐めて)くれたものの、すぐに水を飲みに行った。彼との信頼関係が失われたばかりでなく、家族との信頼関係も・・・犬に酒はダメです!

出汁(だし)の効いたジン「アイル オブ ハリス」 ラッコ気分で

 

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 ハリスはスコットランド西北の島、ここら辺はウイスキーの香りが漂う寒冷の地。この蒸留所もウイスキー造りを目指して2015年に設立された新しい拠点だ。ウイスキーは製品ができるまでに時間を要することから、ジンでつなぐことが多い。

 ハリス島の近くのアイラ島は、ピート(泥炭)の香りが強烈なウイスキー「ラフロイグ」の産地。「ラフロイグをロックで」と頼む方が、「ジンをロックで」と注文するよりかっこいい。ジンの場合、銘柄のご指名が無いこともある。でも、

 ジンが好き。ジンには遊び心がある。造り方も飲む方も。ウイスキーは、あまり遊んではダメ、ちゃんとしていないとダメなのです。このボトルを見てくださいな。遊びです。ちゃんとした人はウイスキー、遊び人はジンと言うことでしょうか。時と場合にもよるけれど。

 ジンの遊びは、ボタニカル選びにもあるが、このジンの特徴は「シュガーケルプ」という海草を使っていること。昆布の一種で、ジャイアントケルプはラッコの住処として知られている。シュガーケルプはハリス島の周辺に多いらしい。

 海草をボタニカルとして最初に使った「アイル オブ ハリス」、クラフトジンの世界でも画期的な所業と言って良い。かなり大きめの栓だが、紙封を切って開けようとすると、軽くスポンと抜ける。最初の挨拶が実に軽い。

 ストレートで飲むと、刺激が強くてあまりわからないが、トワイスアップ(同量加水)してみると、「昆布」がはっきりとわかる。「出汁」が出ている。これをどう評価するか?。和食の食文化に親しんできた我々にとって、ちょっと微妙。

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 日本ジンにとって、昆布味のジンは、飲み方に工夫が必要かも。出汁は、あくまでも主役を引き立てるもの。カクテルで他の素材を引き立てたり、和食の食材を引き立てるものとして使ってみたら?。

 また、ジンの世界が広がった。飲み慣れてきたら、出汁ジンだけでも美味しく飲める。栓には「北緯57度53分」とある、日本の最北端は「北緯45度」。注文は「グローバルグロサリー」へ

【づけジン】 コーヒーの「バートン ジン」漬け えっ!

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 嗜好品×嗜好品、この組み合わせはあり得るのか?。ちょっと検索してみたが、コーヒーにジンをスプーン一杯程度垂らした「イングリッシュコーヒー」や、コーヒーを使ったいくつかのカクテルは見つかったが、【づけジン】は確認できない。

 スタバのハウスブレンドのドリップ式、良くギフトで頂くもの。湯の注ぎ口を開けずに(包まれたまま)、100mlの「バートン ジン」に浸けて冷蔵庫に置いた。なんとなく、他のづけジンより短い3時間にしてみた。

 色はかなり濃く(下の写真)、かなり苦そう・・・。ダメかなと思いつつ、一口。旨いんだな!これが。香りもある。濃いアイスコーヒー、アルコール感があまりなく、ストレートでいける。最後にコーヒー用の砂糖を入れて飲んだが、これも良い。

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 「バートン ドライ ジン」を→→→ 「ジンが苦手な人のジン」とか、「ややぼけた味わい」とか、「あまり刺激が欲しくない時のジン」とか、ちょっとご免なさいレベルで紹介したが(→ここ)、【づけジン】用としては、かえって最適かもしれない。ものは試しですよ。手元にあるジンで。

 

 今宵は、眠くなるのか? 寝られなくなるのか?

 

 

【づけジン】 山椒若葉の「バートン」漬け → 常備ジンに

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 山椒をボタニカルとして使用しているクラフトジンは結構多い。特に、和のボタニカルとして重用されている。一般には、山椒の実を使っているのだろうけれど(説明がないものも多い)、山椒は新芽(若い葉)もなかなか良い香りがする。

 「バートン ドライ ジン」は、「マイルドでややぼけた」ジンと紹介した(→ここ)が、山椒で引き締めを計れるか(ぼけ解消!)。山椒はこの時期(5月上旬)、新芽とともに小さい蕾も見られる。葉をちぎってみると、実に爽やかな香りだ。

 山椒若葉5gに、バートン ドライ ジンを100ml入れ、冷蔵庫に半日置いた。ひたひたと浸かる位で、ちょっと山椒が多いかとも思ったが、失敗は覚悟の上。今日は時間があったので、途中途中で「つまみ舐め」をしながら、結構良いかも!。

 できあがり、最高にうまい!。生の葉を口に含んだ、そのものがジンに乗り移っている。さすがにかなり濃厚だが、爽やかさがあり、くどさは全くない。マイルドなバートンジンを使ったのが正解?(たぶん、どんなジンでも良いと思う)。

 若葉はこの時期にしか採れない。ちょっと多めに造り「常備ジン」として楽しみたい。今まで、常備ジンとして確保しているのは、「りんごのネバージン漬け」(→ここ)、「ジュニパーベリーの柿の渋抜き漬け」(→ここ)。山椒若葉は三つ目になる。

「アイスジン 桜」 桜餅食べたい~!!

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 アイスジンについては、先に紹介した(→ここ)が、その中の「」の封を切ることにした。この北国でもソメイヨシノが数日前の強風で店じまい。余韻を楽しみながら・・・。「桜」はアイスジンの中でも、期間限定の商品です。

 折角の「桜」なので、桜に合わせた写真を撮ろうと考えたわけです。ところが、咲いている桜とツーショットで撮るのはなかなか難しい。人目もあるし(酒瓶でもあるし)。と思っていたら、神風が吹いたのです。

 サントリーさん、この写真使っても良いですよ。と言いたいところなのですが、焦っていたので、ボトルの裏面を撮ってしまいました。結構落ち込んでいます。ラベルの下の所に飲み方のアドバイスが書いてある。

 アイスジンなので、冷凍してストレートで飲む。かなり、桜餅だ。アンコを肴にしたら、お茶の時間だ。もちろん、桜の花の香りではない(そもそも、ソメイヨシノの花に香りは無い)。桜の葉を塩漬け・発酵させたもので、つまり漬け物の香りだ

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 アイスジン1:ソーダ3で飲むようにとボトルの裏面(裏面にこだわるな~)に書いてあるので、教えの通りに飲んでみる。ここは、桜餅でなく、桜の花をイメージしながら・・・。と言っては見たものの、明日は、桜餅を買ってこよう。
買ってきました写真:こどもの日の柏餅も)

 ちょっとググッて見たら、「千里香」など花の香りが良い桜があるらしい。杏仁豆腐の香りとか、桜餅の香りとか一度嗅いでみたいものだ。花に香りがない場合、ラベルに桜餅を描かないと「うそっこ」になってしまう。桜餅が描かれたボトルも良いかも。今回は桜餅にハマってしまいました。

 

ジンが苦手な人のためのジン 「バートン ドライ ジン」

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 アメリカ合衆国原産の、ロンドン(エクストラ)ドライ ジンである。バートンは、バーボンウイスキーのメーカーと知られるが、ジンなど多様な酒類も生産している。この様な場合、ベース(スピリッツ)は同じ?。だから、このジンも安い。

 そして、廉価版のジンに共通する「情報が無い!」に直面する。日本での情報は皆無に近く、いくつかのブログで引っかかってくる程度。先に紹介した「只野乙山」(→ここ)に面白いコメントが、「ジンが苦手な人のジン」ときた。

 あるブログ(→ここ)では、「口に含むとアタックはマイルドで、ややぼけた味わい。余韻はほとんど無い。ジン特有の鋭さがないマイルドなジン」ときた。ただ、両方のブログとも20年位前の記事。バートン社のHPもほとんど中味がない。

 しかし、通販には1750ml、1000ml、700ml、200mlのサイズが出てくる。最初と最後はペットボトル。200mlは軽くて旅行鞄に忍び込ませたい(中味は別のジンでも)。風味:上記2つのブログの内容の通り。あまり刺激が欲しくない時のジン。

 

「酒が好き!人が好き! 武蔵屋」、お世話になっています。

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 クラフトジン、クラフトビール、何かとクラフトブームである。日本酒や焼酎なども、最近はクラフト的な造りが多い。ジンは世界的にもクラフトの波の中にあり、これを入手するために、通販は本当に有難い(特に、地方の愛ジン家にとっては)。

 その中で、武蔵屋さんは様様な情報も提供して頂ける「神様」みたいな存在である。HPに載るジンの数は400近く、それぞれにテイスティングも含めた詳しい説明が添えられている。そして、もう一つ↓

 メール情報がすごい(登録している場合)。武蔵屋さんの何人かの方から、結構頻繁にお知らせがある。当然のことながら、商品の販売促進が目的でしょうが、こちらとしても内外のジン事情を知る手段としてありがたい。

 私にとって、残念なのは楽天対応でないこと(今はアマゾンだけ、たぶん)。先に紹介した「和美人」(→ここ)、この武蔵屋レシピによるオリジナル版を紹介する。ここから入って、武蔵屋さんで取り扱われる多くのジンをご鑑賞あれ。

 

 

黒い帯できりりと「Japanese GIN 和美人」、和柑橘!!

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 ラベルのデザイン等については、「本坊酒造」のHP(→ここ)を見て頂くとして、とにかく背が高い。33cmは、手元にあるジンの中では群を抜いている。大柄な日本女性が、黒い帯を締めているような印象、素敵な薩摩ぼたんの柄が和を醸し出す。

 日本のクラフトジン、多くの焼酎メーカーが積極的に参入し、様様な製品を送り出している。「焼酎」、日本では多くの愛好者がいるが、世界的に見ると、結構レア。スピリッツほどアルコールが高くない蒸留酒で、特に乙類は素材の違いを味わう。

 「和美人」も米と麹を主張する「焼酎屋さん」ならではのクラフトジンである。ドライジンでは、スピリッツはエタノールとあまり違いがない。せいぜい、ジンの元祖である「ジェネヴァ」、風味も似ている(→ここ)。

 もうひとつは、地方色。地域の特産物をボタニカルとして使用することで、その地ならではの風味を作り出す。「和美人」では、金柑、柚子、辺塚橙(へつかだいだい)といった「和柑橘」。

 辺塚は大隅半島にあり、ヘツカランなど独特の植物相が知られている。海外のジンで使われる「柑橘」のほとんどは、オレンジピールやレモンピールといった、一般的なドライフルーツである。今まで、埋もれていた和柑橘達を蘇らせたのもジンの功績か


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 さて、封を切るのが恐れ多い、もったいないと感じてしまうボトル。「確かに米焼酎の風味であるが、穏やかで上品。次に来る柑橘、レモンでもオレンジでもない独特の爽やかさと存在感(芳醇)。スパイスの後味もちょっと独特。

 おすすめは、やはり常温ストレート。ちび舐めすると、焼酎、柑橘、スパイスと凡舌でも味わうことができる。ロックにすると柑橘の複雑さがわからなくなってしまう。クラフトジンは、まずは常温ストレートで試してみてください。

 

【づけジン】 干しホタルイカの「ドーバー ドライジン」漬け X

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 タイトルに X が付いているように、これは駄目でした。先に紹介した、丸干しイカの時は、生臭いけれど出汁が出ていてゲテモノ好きなら・・・と(→ここ)したのですが、今回は駄目。まず、しょっぱくて駄目。身が薄いせいか出汁もあまり出ていない。
 
 と言うことで、捨てました。実は、このほかにも失敗作がありまして、例えば、長芋(ただドロっと)、納豆(旨み無し)など、これらは、最初から駄目かなという素材でもあるので、しょうがない。それでも楽しみ、何事も挑戦だ!(ジンがもったいない)

 

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 失敗作をだらだら書いてもみっともないので、これで終わり。ジンに浸かったホタルイカの眼が我を責める。ホタルイカ自体は美味しいし、干物もなかなかいけますよ。漬けないで最初から肴にすれば良かったのに。

 

 

 

秋田美人「AKITA CRAFT 美 GIN」 素朴です

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 ばっけの【づけジン】で紹介した(→ここ)、秋田県初(たぶん東北初)のクラフトジンである。限定販売とあったが、ゲット。秋田県は醸造技術が高く、このジンとは別に、杉の特徴を活かしたジンもクラウドハンティングで名乗りを上げている。

 秋田県ならではのボタニカル3種、「ふきのとう」、「きくいも」、「秋田県産」が特徴とされる。ジュニパーベリー、コリアンダーなどのオリジナルボタニカルに、特産ボタニカルを加えるというのが「ご当地ジン」「地域ブランド」の特徴である。

 「」はスピリッツの材料として使われることは多いが、ボタニカルでどんな風味が出せるのか?、炊きたてのご飯?。秋田県発酵工業は、オエノングループの中でも、「千両」などの日本酒を得意とし、焼酎などの製造も手がけている。

 「きくいも」、根茎の漬け物は歯ごたえが良く、特にかす漬けは最高の肴である。イヌリンという多糖類を含み、食物繊維も非常に多い。芋とは言っても、デンプンがほとんど無いので、ダイエット食品、健康食品として人気がある。ボタニカルは花?

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 ボトルにもこの3種が描かれている。公式HPでは、「ジュニパーベリーの特徴的な香りの後に、「ふきのとう」の独特なほろ苦さ、「きくいも」のまろやかな風味と「米」の旨味などを感じられる味わい」とある。私はそれ識別できるのか?。

 やや華奢なボトルの封を切る。香りは穏やか。口に含むと、確かに「ふきのとう」のほのかな苦みを感じる。きくいもと米は難しい。トワイスアップ(同量加水)をすると甘みを感じるが、米なのか?。私の味覚はそんなもの。素朴なジン

爽快タブレット「クロレッツ」、「フリスク」を「ドーバー ジン」で溶かしてみた

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 クロレッツのシャープミント(黒缶)、同オリジナルミント(緑缶)、フリスクのクリーンブレス、フリスクのネオ(オレンジ)の4種類。一粒を20mlの「ドーバー ドライジン」に入れ、ラップをかけて、室温下で2日おいた。

 完全には溶けず、白い粉末状の沈殿物が残る。フリスクはタブレットに色素が入っているので、その色が溶け出している。順番に飲んだ感想は・・・、タブレットを舐めるのと同じ。甘みが結構あるが、爽快さはそのまま、オレンジ味もそののまま。

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 おしゃれなカクテルグラスに入れ、レモンハーブの葉っぱを添えたら、それなりのミント系カクテルになりそう。色も出るので、見た目も面白い。バーテンの方、お遊びで試してみて頂けない?、フリスクネオには、レモンもある。所詮邪道ですが。