ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ローンウルフ ジン(新スペック)」 満月で変身!バンパイヤ

f:id:cymagin:20210416201947j:plain  「新スペック」になったと言っても、1年以上前かもしれない。ボトルやラベルが変わるのは良くあることだけれど、これだけの変身は珍しい。「満月」のバンパイヤだ。しかもウルフ。写真奥の旧ラベル(シックな装い、しかも幅広輪ゴムでおさえている、クラフト感が満載)からの変身。

 アルコール濃度も44→40%に変わり、ボタニカル構成(14種類)も変えているようなので、当ブログでは「新スペック」の別物として扱った(一番変わったのはラベルだけれど・・・)。説明を抜粋すると、コリアンダーのアロマが柔らかくなり、樹脂っぽさの松の味わいが奥深く、ラベンダーのアロマが広がるとか。

f:id:cymagin:20210416202025j:plain 旧ラベルの残液と飲み比べてみた。残液の品質が変わっていないことが前提だが、甘みと香りは新スペックの方が優るかも。ただ、ワイルドさは旧ラベル品が上。好みによるかもしれないが、ドライ好きの私としては旧かな。

 旧ラベル、ちょっとマニアックなところがあって、新しいユーザーの掘り起こしには、ビジュアルも含めて変身が必要だったのかもしれない。これはこれで飲みやすいジンとして良いのかもしれないが、「ケモノの残り香」のする旧も捨てがたい。

このウルフの穏やかな表情画も見てみたい(子育て中とか)。私がジンを飲んだときのような・・・、だらけたウルフ

 

「アンカー ディスティリング ジュニペロ ジン」 ペロペロ

f:id:cymagin:20210412201450j:plain ロンドンドライタイプのジンですが、産地はメリ。サンフランシスコの観光名所ポトレロヒル(ゴールデンブリッジやアルカトラズがある)に位置する蒸留所「アンカー ディスティリング カンパニー」の小型銅製単式蒸留釜で蒸留されたクラフトジンジン。

 ジュニパー以外のボタニカルは、アンジェリカ、コリアンダー、カルダモン、オレンジピール、レモンピール、シナモン、リコリス、オリス、グレインオブパラダイス、アニス、クバベ。クバペは、ジャワ胡椒だが、全体的にはオーソドックスな面子

 さて飲みましょう。高alc.(49%)なのに、ペロペロいけます、あっさりしています。名前の通り、ジュニパー感(松ヤニっぽい苦み?)が強く、加水でも、炭酸割りでもジュニパーを意識できるジンです。甘みも柑橘も程良く、上品な仕上がり

f:id:cymagin:20210412201600j:plain ジンの基本は「ジュニパーベリーを使っていること」とされるが、今般のクラフトジンでは、それほど意識されることが無い。ジンに区分されるためにジュニパーを(少し)使っている事例もある。ジュニパーはジンの神(ジン)ですよ。

 清楚な一級品なので、様々なカクテル素材として活用できると思うし、ロックや水割りでも美味しくいただけます。ジュニペロジンの「ペロ」は高濃度なのにペロペロ飲めるの「ペロ」でした。

 

「サントリー カクテルバー  ジントニック  コンク」 糖質制限・・・

f:id:cymagin:20210406195524j:plain ジンと言えば「ジントニック」。そんなジントニックの業務用1.8リットルのペットボトル。これ1に、ソーダ2を加えると、手軽に「ジントニック」ができる!という優れもの。一般に「ジントニック」つくる場合・・・

 ジンにトニックウオーターを2倍量ほど加え、ライムを添えて軽くステイするという簡単なレシピ。だが、その筋によると、バーテンダーの力量はジントニックの味でわかるという。「基本のキ」の難しいところでしょうか。

f:id:cymagin:20210406195639j:plain そんな「ジントニック」をこのコンクを使うことで簡単に作ることができる。言われるとおりに炭酸で割って飲んでみる。美味しいカクテルですが、これ以上の識別能力、私には無いので、これで終わり。一杯50ml使ったとして、36杯できます

 (小声で)実は私、ジントニックが苦手なのです。甘い酒が苦手。トニックウオーター、結構な高糖質で注意が必要(9g/100ml)。これで割るジントニックもダイエッターには鬼門です。ほどほどに。普段のみのジンにちょい足しで入れて、炭酸で割ると美味しいですよ。

 

「シタデル ジン」 舌出る?美味しさ

f:id:cymagin:20210329204720j:plain エッフェル塔みたいなフランスのジン。フランスの(クラフト)ジン、コニャックやカルバドスをスピリッツベース(アルコール源)とするものが多い。このジンも著名なコニャックメーカー「フェラン」の造り

 ただ、スピリッツの原材料は、ブドウやリンゴでは無く「小麦」。ジンのスピリッツベースとしてはオーソドックスだが、単にアルコールの材料としてでは無く、ボタニカル的な(小麦の風味を活かす)役割を与えている。

 何回も蒸留を繰り返すこと無く、小麦の味わいを残そうとしている。日本の焼酎などでは、これが命なのだが、ドライジンなどではあまり意識されない(アルコールであれば良い)。これに19種類のボタニカルが加わる。

f:id:cymagin:20210329204759j:plain 飲んでみる、小麦的?食パン的?な柔らかい味わい。ボタニカルもキツくなく、全体として優しく落ち着いた仕上がりとなっている。炭酸を入れると、折角の柔らかさがわからなくなるので、ストレートか加水で

 色々と賞を獲っているいるらしいが、自分の舌で判断しましょう。このシタデル、「舌出る」美味しさです(造語)。

 

 

「タンカレー ラングプール」 あり?

f:id:cymagin:20210326205232j:plain タンカレーサイドバージョン。ラングプールは、「ラングプールライム」をボタニカルとして使っていることに由来する。スダチより大きく、濃いオレンジ色で美味しそうに見えるが、強烈な酸味があるという。日本では「姫レモン」として僅かながら流通している。

 果皮には山椒のような香りがあり(山椒はミカン科です)、苦み走った大人のシトラス。タンカレーを基本とし、ラングプールライム、ベイリーフ(月桂樹の葉、ローリエ)、ジンジャ―を浸漬、再度銅のポットスティルで蒸溜して造られている。「柑橘風味のタンカレー」です。

f:id:cymagin:20210326205315j:plain タンカレー愛好家の私にとって、これは無い。タンカレーのイメージが崩壊。結構柑橘が強く、しかも砂糖甘い。あの独特で奥深いタンカレーの姿は無く、安っぽく感じられてしまう。タンカレーをベースにしたシトラスカクテルなら、もっと美味しいと思う。

 ただ、それなりの需要はあるらしく、たぶん飲み方なのだろう。ちょっと飲んでいるうち、この風変わりなライム、生で味わってみたいと思った。柑橘の多様さも面白い。写真の右は旧ボトル、左が現在のボトル。1リットルと750ミリリットルがある。

 

「ジン レーン 1751 オールドトム」 ドライな猫

f:id:cymagin:20210324200635j:plain オールドトム(スタイル)のジンについては、これまでも何種類か紹介した。甘みを加えた庶民的なジンとして愛されている。オールドトムと言えば「猫」で、このジンのラベルにも(小さく)描かれている。猫の由来については、下記「ジンクス オールド トムジン」で。

 飲んでみる。これまでのオールドトムとはちょっと違う。甘さも控えめで、ドライジンの印象も強い。中間っていう感じ。ラベルに猫が居るものの、全体的にはドライジンの雰囲気だ。オールドトムは、結構遊び心があるが、ラベル的にも中間?。

f:id:cymagin:20210324200743j:plain ジュニパー以外のボタニカルは、カッシア桂皮、スターアニス、コリアンダー、タンジェリンオレンジ、レモン、イリス、アンジェリカといったドライジンタイプで、これに甘味として「天然のサトウキビ」が加えられている。

 確かに、「薄いサトウキビジュースを感じるジン」ではあり、ストレートや炭酸割りでは中途半端な感がある(私的には)。が、飲みやすいし、使い方によっては、やさしいカクテルの素材として使えるのでないかな?!。

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「まさひろオキナワジン バーテンダーズバッチ2020」 前ジン未踏

f:id:cymagin:20210322190554j:plain 沖縄の「まさひろ」ジン、現在のラインナップは、① 元祖(レシピ01)、② バーテンダースバッチ2019、③ レシピ02、と今回紹介する ④ バーテンダースバッチ2020でしょうか。バーテン監修の2020バージョン。

 「まさひろ」ジン、これまでも書き記(しるし)た様に、とにかくボタニカルが琉球で、スピリッツが泡盛ということもあり、独特の世界観を現している。この2020バージョンのボタニカル(ジュニパー以外)は、タンカン、月桃、ローゼル(ハイビスカス)、グァバ(葉)、レモングラス。

f:id:cymagin:20210322190646j:plain これまでの「まさひろ」ジンと比べると、ボタニカルの種類は少ないし、新しいものは「タンカン」だけかな?。飲んでみる。レシピ01や2019バージョンと飲み比べると、辛口でピリッとくる。まろやかさ、コク、風味が少ないかな。

 沖縄には独特な植物、動物相の素材が沢山ある。是非、ジンに反映して素敵な世界を造って欲しい。この2020バージョン、美味しいレベルなのだが、これまでがピカイチだったので「物足りない感」。さらなる発展を願いたい。勝手な印象でした。

 

「ディクタドール コロンビアン エイジド ジン オートドキシー」 南米の怪しいジン

f:id:cymagin:20210318205608j:plain のジン。ラム酒の老舗「ディクタドール」社の以前の社長(いつの話?)が無類のジン好き(愛ジン家)で、イギリスに何度も行って作り上げたとか。ただ、社長の個人的な趣味感が強く、しばらくは世に出なかったが、近年、売り出しを図り、日本にもやってきた・・・らしい。

 ボタニカルは「非公開」、果実・香草・根・種子・スパイスなどとの表記もあるが、かなりアバウト、何が入っているかわからない・・・、中南米のしさ。「エイジド」は、ラム酒の樽に漬け込んだと言うことらしい。

 「オートドキシー(Ortdoxy)」、最近流行のGoogle翻訳でも翻訳してくれない、しい。また、残量のわからない「不透明なボトル」も呑み助にとってはしい存在(どれだけ残っているのかわからない、しい)。色々あるのがジンですから、しいのもOK。ただ、このジン、実際は全く怪しくありません。

f:id:cymagin:20210318205645j:plain (ストレートで)飲んでみると・・・・・・・・・、表現の難しいちょっとしたしい風味や、辛口系の酸味を感じるものの、比較的飲みやすい。これ、雰囲気のあるお店で、ロックかストレートで出されたら、痺れるかも。しく癒やしてもらえる?。

 

クラフトジン「こころ」 日本のジンでないのです???

f:id:cymagin:20210315210417j:plain   ボトルに大きく「こころ」の表記、封印にはダメ押しの「森の魂」。ところが、このジンのカテゴリーは「海外のジン」。ここには、ナチュラリストC・W ニコル氏が係わっている。自然に対する接し方だけで無く、社会(商売)とのつながり、ニコル氏のインパクトは大きい(体も)。

 ニコル氏、英ウェールズ出身ながら、1980年から長野県黒姫山に「アファンの森」を構え自然保護活動を行なっている。ここらへんの主旨は省略するとして、ここを訪れたのが甥の醸造者ジェームス・ニコル氏。そこで魅了されたのが「山椒」というストーリー。

f:id:cymagin:20210315210513j:plain  と言う訳で、造られているのはロンドンですが、一般的な8種類のボタニカルに加えられているのが熟す前の「青山椒の実」、ここで日英の「心(こころ)」が合体するのです。ちなみに、写真の蘭は日本のデンドロビュームの石斛(セッコク)です。

 呑みました。山椒を表現しているクラフトジンは日本でも多い(サントリー六、季の実など)。世界の人が「山椒」をどう評価するのか?。逆説的に、日本人だけがわかる味(風味)というのがあっても良いかな。

 

「ポリ イタリアン・ジン マルコーニ 46」 クセが強いネタ

f:id:cymagin:20210309194449j:plain ブランデーの一種である「グラッパ」のメーカー「POLI(ポリ)」社が造ったクラフトジン。46は、ポリ社が46番地だったので、alc.濃度も46%にしましたという数字。イタリア、ヴェネト州は長靴の後ろの上にある「履く際の持ち手」付近。正式には、「プルストラップ」と言うらしい。

 注ぎ口に装着されている「金具栓」、実はポリ社のグラッパでも採用されている。お手の物でもあるし、ポリ社のスタイルでもある。ちょっと戸惑いながら開封する。ボトルには、POLI1898の刻印が並ぶ、ポリ社の創業年とか。明治31年、創業123年です。

f:id:cymagin:20210309194528j:plain 一口目は、何と表現して良いのかわからない位強烈でした。甘みの少ない「薬酒」の領域で、酸味と苦みとスパイシー感が半端でない、それぞれが主張している。事前にググった表現は「エレガントな余韻。華やかでコクのある贅沢な味わい」。コクはあります、かなり。

 ボタニカルは、ジュニパーベリー、ブドウ(モスカート種)、モンタナ松、ハイマツ、ミント、カルダモン、コリアンダー。このジン、制作過程での「真空蒸留」が目玉らしく、低温で香りを逃がさないとか。松ヤニのクセ、結構感じます。

 

【 外ジン(ジン以外のお酒)】 「まさひろ 泡盛 紙パック」 ジンが美味しい訳だ

f:id:cymagin:20210302210219j:plain    沖縄のまさひろ酒造 (旧 比嘉酒造)、泡盛の歴史ある蔵元として知られる。私のブログでは、まさひろベースのクラフトジンを2銘柄を紹介し(下記)、ベストジンとしても取り上げ、自己評価はトップクラス。もう1銘柄も近日紹介予定だ。

 そんな「まさひろ」の泡盛紙パックを「やまや酒店」の陳列棚に見つけた。からには、即購入。沖縄のクラフトジン3瓶と紙パックが並ぶ写真、ジンマニアとしては秀逸です。う「まさひろ」がる、なんて洒落も好きです。

 紙パックなので?、庶民的で飲みやすい米焼酎ですが、これがクラフトジンにつながっていると思うと親近感がある。まさひろのクラフトジン、リピートしたいくらい惹かれるジンです。ボタニカルも特異で面白く、お薦めです。

f:id:cymagin:20210302210313j:plain  まさひろクラフトジンの紹介HP→ここ)も凝っています。

 

「ブラックデス ロンドンドライジン」 ドクロのラベル、飲めますか?

f:id:cymagin:20210301205917j:plain  このラベル、買うのをためらいますよね。ブラックデス(Black Death)、かつてその高い致死性から世界を震撼させた黒死病(ペスト)のこと。ブラックユーモアと言っても、コロナのこの時期、微妙な立ち位置のジンです。

 「ブラックデス」ブランド、ジン以外にもウォッカ、ラム、テキーラ、つまり、世界の4大スピリッツを扱っている。それぞれ、ドクロの凝ったラベルが特徴となっている。本社はルクセンブルグだが、ジンはイギリスで醸造されている。

 そのボトル姿、また、比較的安価であることから、若者やミュージシャンなどに受け入れられているとか。ちょっとアウトサイダー的な雰囲気ではある。しかし、飲んでみると意外に「正統」なロンドンドライジン。昔ブイブイいっていたのに、今や好中年といった感じ。

f:id:cymagin:20210301210019j:plain 詳しくはわからないが、シェットランド(スコットランドより北の島々)産など、15種類のボタニカルを使っている。ほんのりとした甘さや柑橘感、庶民的なジンとして十分な味わいです。見た目とのギャップもクラフトジンならではかな。

 人類、ペストも克服しました(甚大な犠牲を払いつつも)。このコロナ、どう語り継がれていくのでしょうか・・・。

 

【 外ジン(ジン以外のお酒)】 櫻正宗 特別純米酒「宮水の華」 日本酒とジン

f:id:cymagin:20210224192738j:plain 本来「日本酒好き」で、当初「日本酒のブログ」にしよう!と考えたのですが、すでに多くのブログがあり、その中身も【恐れ入るもの】ばかりで断念しました。「宮水の華」も色々なブログ等で紹介されている(→ここ)ので、詳しくは割愛します。

 「宮水(みやみず)」は、兵庫県西宮市の井戸から汲み上げられる地下水で、日本酒の醸造用水として優れたものであることから、灘の酒を全国に広めた要因といわれているらしい。「宮水の華」、辛口で、大吟醸とは違う本筋を感じることができた。

 米(こめ)由来のジンも多く、そのほとんどは米焼酎ベースだが、日本酒を基とするクラフトジンもある(下記)。日本酒の柔らかい感触を活かしたジン、日本酒好きとしては応援したい。実際、美味しいですよ。

「KWVクラックスランド ジン」 南アフリカ型

f:id:cymagin:20210222183320j:plain ベーススピリッツ(アルコール源)はブドウ100%ボタニカルとしてトリュフ(カラハリトリュフ)を使用、しかも「南アフリカ産」という、最高に興味をそそられるジン。それ以外のボタニカルは、ジュニパーベリー、コリアンダー、アニスシード、カルダモン、ハニーブッシュ、アーモンド、レモン、ルイボス

 「ルイボス」、ケープタウンの北に広がる一帯にのみに自生するマメ科植物(エニシダに近い)。温度差のある乾燥気候に適応していて、他の地域では栽培ができないという。流行の健康茶「ルイボスティー」のほか、リキュールとしても使われている。

f:id:cymagin:20210222183354j:plain 「ハニーブッシュ」も同じ地域に自生し、花や葉に蜂蜜の香りがあるマメ科植物で、これもお茶として流通している。「カラハリトリュフ」、トリュフの仲間らしいが、詳しくはわからない。ラベルのサイドに、ボタニカルが描かれている。

 飲んでみる。しっかりと、濃い!。しかも、なんとも不思議な世界、苦みの効いた酸味、ほんのり甘みのある腐葉土的な土臭さ。どっしりとした大地を想わせる「通好み」の逸品だ。加水すると、ゆっくりとその世界を味わうことができる。

f:id:cymagin:20210222183429j:plain 今でこそ、「南アフリカ型」など、新型コロナウイルスの脅威が語られている。クラフトジン、そのが魅力だけれど、クラフトコロナは御免です

「ホーフハウト レイカ ジュネヴァ No.45」 ジンもダイバーシティ

f:id:cymagin:20210214204255j:plain    「ジェネヴァ」タイプのジン、要するに【元祖ジン】である(下記の囲み参照)。そしてこのジン、「新しいスタイルのユニークなジュネヴァ」の肩書きを持つ。ボトルのデザインも、旧ジェネヴァの陶器タイルとは違い、垢抜けている。

 ホーフハウトのジンは、このほかにNo.24、No.60、プレミアムがある(知る限り)。ボタニカルの違いによるらしいが、前2品は(ネット上では)品切れで詳しくはわからない。クラフトジンの流れの中、ジェネヴァにも変革が訪れている。

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 ボタニカルは、バニラ、カルダモン、リコリス、アンゼリカ、フェンネルシードなど。飲んでみる。意外と古きジェネヴァ感は残しつつも、ハチミツのような甘さ、微妙な苦みなど、新しさも感じさせてくれる。この甘さはバニラか。
 
 説明を見ると、「熟成モルトワイン(大麦、ライ麦、コーン)をブレンドし、ボリュームある仕上がりに」とある。これが良くわからなかったのだが、大麦などのスピリッツをワイン樽で熟成したもの、と解釈した。液体も色づいている

 スタンダードのジェネヴァとは比較しないことにしましょう。若い人も熟年も多様性の一員、どちらにも良さはあるし、不得意もある。ありがたく飲みましょう。