ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「プエルト デ インディアス ストロベリー ジン」 色々です

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 ストロベリージンの2本目。先に紹介した「ビーフィーター ピンクストロベリージン」よりも、若干淡いピンク色。以前、「プエルト デ インディアス クラシック ジン」を紹介した(下記)が、これを苺風味にしたものではない。

 ビーフィーターでは、イチゴリキュールを添加して味を出しているが、このジンでは、イチゴをボタニカルとして使用している。しかも、ボタニカルは、イチゴとジュニパーベリーだけだ。ボタニカルを浸漬し、再蒸留している。

 ストロベリーの風味はしっかりあるが、「ビーフィーター」のストロベリー感とは違う。甘さはやや控えめ(でも甘い)だが、酸味があり、なぜかスパーシーだ。先に紹介した自作の【づけジン】に近いが、爽やかさは格段に優れている。

 再蒸留した後、さらに果実を加えたり、ミントの葉を添加しているらしい?。また、着色料も使っている。ビーフィーターも着色料を使っているが、ストロベリーのジンを商品化するためには、色々と(着色料)工夫が必要なのだろう。

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 商品化のために、手を加えざるを得ず、結果的にこのジンも品目は「スピリッツ」ではなく、「リキュール」となっている。個人的にはこだわらないが、ストロベリージンはなかなか微妙だ。苺ジン、まだ満足して飲めた感が無い。相性の良い肴を何にしたら良いのかもわからない。

「ビーフィーター ピンクストロベリー ジン」 最後はユーミン

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 ストロベリージンの1本目、大御所「ビーフィータージン」の風味。ネットに「海外ではストロベリーフレーバーなどのピンクジンが、その見た目の華やかさから、ミレニアル世代を中心に多くの支持を集めている」とある。

 ミレニアム世代?、1980年代半ば~2000年代前半に生まれた世代、デジタルネイティブとも言われ20歳~30歳前半の、「インスタ映え」を美とする世代(もちろん、例外もいますよ)。自然美ではなく、つくられた美、たぶん味も。

 このジン、基本的にはスタンダードジン「ビーフィーター」だが、ストロベリーリキュールをブレンドしている。ブレンドなので、ボタニカルとしてイチゴを使っているわけではない。酒類もスピリッツではなく、リキュールとなっている。


 ストロベリーの香料は何十種類もの化学物質を調合して作られている。どの程度天然物が使われているのかわからないが、割と手頃な価格のジンなので、「それなり」であろう。イチゴに限らず、化学合成の香料は、(現物より)そのもののイメージ表現していることが多い。この化学の進化も驚異だ。

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 綺麗な色、ラベルの原材料には「色素」とある。飲んでみると、まさしくストロベリーで、甘さもある。イチゴをイメージしてつくったジンと解釈した方が良い。ミレニアム世代でない酒飲み(私)にとっては、1本空けるのもやや辛い。夏になったら、かき氷にかけて食べてみたい。

 これも、多様性のあるジンの世界の「ひとつ」として受け入れましょう。「イチゴ白書をもう一度」いつか君と行った映画がまた来る 授業を抜け出して二人で出かけた・・・二人だけのメモリィーどこかでもういちど(ユーミンです)。どこかでもういちご

 

【づけジン】 「イチゴ」の ジン浸け イチゴ、イマイチ、今一度

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 「イチゴ」風味を特徴とするクラフトジン、いくつか入手した。それらを試す前に、イチゴを使った【づけジン】をつくってみた。爽やかで、やや酸味のある「色鮮やかな」一品が出来ることを想像して。市販品との味比べの材料としても・・・。

 「とちおとめ」100gを、ボンベイドライジン100mlに浸け、1日半室温に置いた(ちょっと浸け過ぎた)。色はあまり良くない、やや褐色を帯びている。浸けていた果実は、見事に真っ白になっている(写真)ので、色素はほとんど抽出されてと言って良い。

 真っ白い果実、囓ってみたが、とても食べられる代物でない(苦生臭い)。ジンを飲んでみるが、ちょっと「がっかり」。イチゴの味はするのだが、美味しいという言葉が出てこない。爽やかさが無い、切れも無い、甘くも無い。どろんとしたイチゴ味。

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 生イチゴ、ジンの苦み?との相性が良くないのか。これから、市販品のストロベリージンを飲んでみるが、まさか、この味ではないでしょう。その後、何か工夫して「生イチゴ」ジンにリベンジしてみたい。

ジンで 「LOTO7(ロトセブン)」に挑戦!

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 ジンには、「数字」が付いている銘柄が結構ある。手元にあるボトルから数字を拾い、1等になると億万長者も夢ではない「LOTO7」で遊んでみることとした。102428、かなり偏った並びだ。見るからに、当たりそうもない。

:No.3 ロンドン ドライジン(オランダ)
:サントリー ジャパニーズクラフトジン ROKU
:7D エッセンシャル ロンドン・ドライ・ジン(スペイン)
:マスカロ ナイン[ヌエベ](スペイン)
10:ボタニスト 10  アイラドライジン(スコットランド)
24:プレミアムジン ビーフィーター24(イングランド)
28:フィラーズ ドライジン28 スモールバッチ ポットスティル(ベルギー)

 「ジンを楽しみ ジンで遊ぶ」です。宝くじ売り場のおばさん、笑顔で「当たると良いですね~」と言ってくれた。小学生に質問「将来の夢は?」、→「人に夢を売る仕事をしたいです」

 

【づけジン】 りんご 「ふじ」の ジン浸け ベターベター

 

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 「ふじ」りんごの品種の中で一番つくられている。青森県だと、約6割が「ふじ」。実は、で一番つくられている品種でもある。「国光」と「デリシャス」を交配してつくられたのが、1939年(昭和14年)・・・、生誕70年を越えている。

 幾多の研究者が、「ふじ」を越える品種をつくろうとしたが・・・、安定生産、貯蔵性、食味等々、生産者、関係業者、消費者ににとって、これだけ優れた特性を持つ品種は出ない。70年前に、よくぞ生まれ、育て上げてきたものだと思わざるを得ない。

 と言うことで、【づけジン】としても、やっておかないといけない素材。果肉と果皮に分け、それぞれ70gにウイルキンソンジン37%100mlで約1日半、室温で浸けてみた。期待したほどではないが、そこそこの色は出た(写真)。

 甘い。果実自体の糖度が高いので、甘いのは当然なのだが、ちょっとベタベタするくらいだ。「ふじ」には酸味もあるのだが、【づけじん】では、爽やかを出すほどの力がない。以前試した「紅玉」に、色も味も及ばない。風味付け程度の量にしたら良かったかも。

 

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 「ふじ」甘味と若干の酸味を求めるスイーツには最適。青森の弘前市には、アップルパイが溢れており、パンフレット(下記)には47店舗が紹介されている。辛口のジンを飲みながらのアップルパイ、なかなかベターベターなひとときです。

 

 

じーんと来ますよ 「ジン ジン ジン」

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 【ジンジンと来るジン】とは親爺ギャグ的な「ネーミング」ですが、記憶に残ると言う点では成功かもしれない。また、背が高く、スタイリッシュな「立ち姿」、鈍臭さや親爺らしさは全く感じさせられない。私の考えすぎでしたかね。
 
  球磨焼酎(米)をベースに、熊本産の柑橘類(晩白柚、不知火柑、甘夏、晩柑、はるか、ゆず)の果皮をボタニカルとしている。柑橘の皮、一般には捨てるものなのに、中味以上に個性的で面白そう。北国人にとっては、ちょっと羨ましい。

 最近、焼酎ベースのジンが多々出されているが、個人的には、「米」嗜好になってしまう。「白いご飯の上に、一品」という、北日本の食文化は、酒も同じ。ただ、「芋」ベースのジンも、異文化を感じることができる大事な一品です。色々あるのが、ジンの奥深さ。

f:id:cymagin:20200117201724j:plain すごく素直なジン、優しい米焼酎ベースに爽やかで味わい深い柑橘の香り、オーソドックスなのだけれど、シトラスが深い。お勧めは、お湯割り。しんしんと雪降る冬の夜、熱めのお湯を注いで、ふ~ふ~と冷ましながら。爽やかな柑橘の香り、じーんと来ますよ

愛ジン録⑤ 「2019年下半期」に飲んだジン、ベスト5

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 「ベスト5」第二弾!

 2019年の下半期、飲んだジンは、海外24、日本11の計35銘柄であった。我流の飲み方(基本は常温ストレート)での、しかも駄舌の評価です。今期は、特徴のある品々が多く、選ぶのが難しかった ~。

※第一弾は、下記

 

1 「カルーン ジン」 
 スコットランド産、北欧系のジンではあるが、スカンジナビア諸国とは雰囲気が異なる。爽やかでちょっと甘めのドライジン、飲むにつれ、何ともやさしい風味、ストレートでもすーっと入ってしまう。

 

2 「ル・ジン クリスチャン・ドルーアン」
 りんごを原材料としたフランスのジン。ベースは、ドライなカルバドス。これに、独特なボタニカルの風味が絡み合うのだが、何とも表現が難しい。エスニック風なのだが、もっと乾いたイメージ。飲んでみて頂くしかない。

 

3 「まさひろ オキナワジン」
 泡盛をベースとする沖縄のジン。沖縄ならではのボタニカル、シークヮーサー、ゴーヤ、グァバ、ローゼル、ピィパーズなどを使った、独特の風味が味わえる。本土の焼酎ベースのジンとは別物。

 

4 「KOZUE(こずえ) ジン」
 和歌山産の柑橘や山椒に加え、「コウヤマキ(高野槙)」が使用されている。南方系の常緑針葉樹、これまでに味わったことのない独特の濃厚な香りが口の中に広がる。ちょっと薬くさいところもあり、病みつきになりそう。

 

5 「バスタブ ジン」
 名前(風呂桶)も含め、ストーリー性の高い「コンパウンドジン」。ボトルも面白いが、中味も独特です。ボタニカルを漬け込んでいるだけなので、その風味を直接感じることができる。一度は飲んでみたい一品です。

 

特別 「セイクレッド アンジェリカ」
 この記事を書いたすぐ後、道端アンジェリカさんが芸能ニュースを賑わせた。正確に言うと、ジンではないので特別扱いにした。ジンのベースボタニカルとなっている「アンジェリカ」を堪能、確認することができる。

2019年上半期のベスト5

まだ正月です 「イメア ジン」

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 のジンであるが、何とも情報が無い。1897年のレシピを基に作られ、ボタニカルは、アニス、グローブ、シナモン、メース(メイス)など・・・くらいしかわからない。海外のサイトもたいしたことが書いていない(ようだ)。

 ナツメグ(ニクズク科)の実のまわりにある赤い色の種皮が「メース」で、香辛料のナツメグは、種子の中の「仁」を使う。植民地時代、オランダ本国が、ナツメグに代えて値段の高いメースに植え替えるように指示したという(笑)。

 ラベルの真ん中に「Ginepria d' Olanda Gin 1897」とある。ジン発祥の地オランダからイタリアに渡り、独自の発展を遂げたジン、ロンドンドライジン系とは異なる!ということか。オランダは、英語ではネザーランド、ところが、イタリア語ではオランダなのです。

 いかにも、クラシカルな装いで、くすんだ色合いのラベル、下の図柄もくすんでいて、何が描かれているのか、わからなかった。キャップも紐で封印されたコルク。クラシカルな装い?、描かれている女性の様も。

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 飲んでびっくりです(香りも)。これ!、何日か前に味わった、あの味お屠蘇そのものです。成分で比較しても良くわからないが、「やばいくらい」お屠蘇です。甘味(アニス?)もあるので、ミリンを入れなくてもお屠蘇味、めでたしめでたし。

十一面観音  「コーヴァル ジン」

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 寄せ木細工の柄、クラフトジンらしい趣向の素敵なボトル。ラベルの貼り方も丁寧で、ガラスに彫られたものかと錯覚してしまう。首もとのアクセントも洒落ている。あまりボトルが素敵だと、開封するのがもったいない・・・。

 アメリカはシカゴのクラフトジン、その原材料の全てがオーガニック(有機栽培によって生産された農産物)。アルコール(ベーススピリッツ)の原料となる穀物類、発酵に使われる酵母類、もちろんボタニカル(風味付け)の素材も。

 オーガニック、特に欧米では健康食品としての市場価値は大きい。いい加減な酒飲みにとっては、ちょっと潔癖すぎる感もあるし、酒を健康食品と言って良いのか?とも思うが。まあ、気持の問題として受け入れましょう。

 ボタニカルは13種類で、その中に「グレインズ・オブ・パラダイス」という香辛料が含まれている。直訳すると「天国の種子(穀物)」、ギニアショウガが一般名で、胡椒のような辛みとカルダモンのような香りがあるという。

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 開封時には、柑橘系の甘い香りを感じたが、口に含むと結構ドライ、後から薬酒感のある奥深い味わい。結構個性のある部類かと思ったのだが、紹介サイトでは「ライトでシトラス系の爽やかな風味がありつつ、丸みを感じる優しい味わい」とある。

 これを読んでから飲み直すと、そんな風にも感じる。加水したり、お湯割りにするとなおさら。飲み方、状況、体調?などによって感じ方が違う、多面的、それだけ奥深い?、カクテルなどにしたらもっと変化するかも。

【づけジン】 謹賀ジン年 「屠蘇」の ジン浸け

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 お屠蘇です。新年です。我が家は、こだわりが少ない方なのですが、お屠蘇だけはやっています(呑み助か!)。北国の当地、基本的に「屠蘇」の文化は希薄です。今でも、「屠蘇散」は薬局でないと手に入らない(今回は通販)。

 「屠蘇」、その意味なり「有り難さ」については、諸説があるようで、詳しくは、ちゃんとしたところを見て頂きたい。私にとっては「酒」であることが重要だ。正月だからと、子供達にも舐めさせてきたが、歓迎されているわけでもない。

 このブログ、「ジン仕様のお屠蘇」を作らないわけにはいかない。全く見当がつかないので、屠蘇散に、和ジン(後述)50ml、ゴードンジン50ml、日本酒50ml、みりん50mlで浸けてみた。

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 今回使用した屠蘇散の成分をみると、ミカン皮、ケイヒ、サンショウ、オケラ、グローブ、ボウフゥ等とある。これは、ジンのボタニカルに出て来る材料だ。基をただせば、ジンは薬酒、共通するところは、多々ある。

 一昼夜おいて、正月の朝に頂いた。厳かな気持で。ちょっと苦みがあり、なかなか美味しい。邪気が払われた?、私の「邪気」は酒好きだろうから、無理でしょう。

 

ねこなめずり 「ヘルノ オールドトム ジン」

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 ジンの中の「オールドトム」という区分について、また、との係わりについては「ジンクス オールドトム ジン」の所に記載したので参照して頂きたい(下記)。オールドトムは、「」つながりになっています。このラベル、Tシャツにしたい。

 オールドトムは、砂糖が添加されているので甘いのが特徴であるが、クラフトジンの中には、数段甘いものもある(ニューアムステル、エギュベル、ギリアムズなど)。ジンクスの所でも書いたが、最近のオールドトムはクラフトジンとしても違和感は無い。

 飲んでみる。確かに甘い。が、先に揚げたクラフトジンに比べれば可愛いもの。程良いジュニパーベリー感があり、柑橘が控えめなので、甘いけれど落ち着いている。季節柄、お湯割りにしたみたが、甘さもあってホッとする一杯だ。

 我が家は「犬派」で、にはちょっと警戒心がある。家庭菜園には悪さをするし、楽しみの野鳥も警戒する。ただ、映像や図柄の猫は嫌いではない。直接でなければ良い。さだまさしの飼い主に向けた「にゃんぱく宣言」、お願いします。

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 (関白宣言メロディーで)「お前を飼い主にする前に言っておきたいことがある。かなり厳しい話もするが俺の飼い方を聞いておけ。俺の体、俺より管理しろ、家の外に、出してはいけない、飼えない数を、飼ってはいけない」にゃ〜、です

 このジン、スウェーデン産。2012年創業で数々の世界的な賞を得ている。北欧のジンは、結構ドライで、当地のボタニカルに由来する独特の風味がある。オールドトムなので、相反するところもあるが、デザインも含めて根底は「北欧」だニャン。

【づけジン】 新食感 「ビーフジャーキー」の ジン浸け

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 頂き物の「ビーフジャーキー」を浸けてみました。肉系は初めてだけれど、どう考えても美味しくできるとは思えない。イカ、ホタテ、ホヤなども駄目だったし、タンパク質は無理でしょう。それでもやるか?

 適当にバートンジンに浸け、室温で2日置いた。不味い、独特の生臭さ、色も薄茶色で不気味。半分は飲んだが、限界。浸けて残った肉片、勿体なくてティシュペーパーの上に置いた。この時期、北国の室内は暖房で乾燥している。

 2日後にはパリンパリンに。味が抜けていて全く美味しくない、が、食感は新感覚。肉内の水分がアルコールに置き換わり、乾かすことでアルコールが蒸発してパリンパリンになる、と推定。

 浸ける時間を短くすれば何とかなる?。市販のジャーキー3種類で、浸け時間を変えて試した。しかし、ボソボソであったりで、パリンと仕上がらない。肉質が違う(成型肉のようなものもある)。

 最初に頂いたジャーキー(山形県宮内ハム、本格熟成)をネットで取り寄せ、半日浸け、室内で2日間乾かした。パリンパリンパリン!、心地よい。ちょっと味は薄いが、噛みしめているとジャーキーだ。もうちょっと企業努力をしたら何とかなりそう。 

 ちなみに、ジンに浸けないで乾かした場合、これほどパリンとはならない。

【づけジン】 ザボンをドボン 「文旦」の ジン浸け

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 文旦、柑橘の中でも変わった素性を持つ。多くの柑橘類は、様々な交雑を経て作り出されているが、文旦は交雑されていない原種」である。夏みかん、グレープフルーツ、ハッサクなどには「文旦」の血が流れている。

 原種なのに、こんなに美味しいのか!と思ったが、栽培している中で優れたものが選抜され、今や、贈答用は1個数千円するものさえある。江戸時代に中国から渡来したが、その際に文旦という人が関係していたらしい。標準名は「ザボン」。

 ウイルキンソンジン47.5%100mlにザボン果肉100gをドボンと入れ、冷蔵庫に置いた。ちょっと忙しくて、【づけジン】としては長めの2日目に飲んでみた。柑橘に失敗はない。爽やかな香りと心地良い味わい。炭酸割りは最高です。

 【づけジン】で残った残渣(ざんさ)、一般には味が出てしまい美味く無いが、文旦の果肉は結構いける。「ザボン」、元々は「シャボン」で、これも謝文から来てると言う。偉大なり、謝文さんである。

三位一体(寝戯怠) 「エグザイルズ アイリッシュジン」

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 アイリッシュジンについては、「ドラムジャンボ ガンパウダー アイリッシュ」(下記)でちょっと語った。アイリッシュ(アイルランド)ウイスキーは、雑味のないことでスコッチ等との差別化を図っているが、ジンは雑味で勝負している感がある。

 「雑味」と言っても、悪い意味ではなく、それぞれが特徴を出そうとしている、と言うこと。まだ飲んでないアイリッシュもあるが、説明を見る限り、アイリッシュとしての同類性はない。個個が個性を出そうとしている。

 アイリッシュジンには、大英帝国とは違うんだよ、ちょっと意表を突いてやろういう面白みがある。このジンも、ベースはロンドンドライジンだが、イングランドではない。ドライな味わいに、ちょっと華やいだ嗜好の指向、シトラスも結構あり。

 ハニーサックル(忍冬(すいかずら))、赤クローバなど当地の野生植物をボタニカルしている。北欧ジンのボタニカルより、ちょっと柔らかいイメージ。高緯度だけれど大西洋の暖流の影響も感じさせられるジン。

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 ボタニカルとしても使われているが、国花のシンボル、シャムロック(三つ葉のクローバー)、ラグビーのユニフォームにもあしらわれている。三位一体という意もあるらしい。ストレートかロックが良い。お湯割りの寝酒にも良いZzzzzz。心技体?、(寝ながら怠惰にジンに戯れる)。

【づけジン】 りんご「ミニふじ」の ジン浸け 及第って

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 先の「アルプス乙女」に続く、ミニチュアりんご第2弾。直径4cmほどの「ミニふじ」、名前の通り、主力品種「ふじ」を小さくした姿(写真の右奥が「ふじ」)。正式名は「あおもり乙女」らしいが、道の駅では「ミニふじ」として売られていた。

 味は「ふじ」をちょっと野性的にした感じ。「ふじ」と同じように保存性も高い。この品種の育成や販売については、ドキュメンタリーにできるような物語がある。ここで軽々しく語れないので、下記を参照して頂きたい

 ギルビー47.5%で1日浸けてみました。「アルプス乙女」の所でも紹介した紅玉の【づけジン】と比較すると同じく60点。いわゆる及第点だが、色も味も平凡。紅玉のすばらしさを再確認する結果となってしまった。

 及第点、「大丈夫」という意味にも使われるが、ぎりぎりOKと言う時にも使われる。私の過去、結構これで救われました。【づけジン】は及第点でしたが、生果の「ミニふじ」は面白い。秋田県には標高35mの「ミニふじ山」がある。