ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

辛口の女神 「無銘ジン」

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 オエノングループの「福徳長酒類」株式会社のジン。オエノンは合同酒精を中核とし、様々な酒類を扱っている。オエノ」は、すべてのものをお酒に変えるという伝説の女神。も~、酒好きにはたまらない(無性に)。

  福徳長酒類の焼酎醸造技術をベースに、グループ力を稼働させて作りだしたのが、このジンとか。先に取り上げた、「秋田美人」もオエノングループの秋田県醸造株式会社のジン。グループであるから、できることもある(無駄がない)。

 日本のクラフトジン、焼酎ベースのものがかなり多い。新しい分野への挑戦、展開である。しかし、このジンは「焼酎の美味しさを再発見してもらう」ため、特に若い人(無垢な)に、と言うのがコンセプト。

 名前ではなく中味で勝負したいという思いから「無銘」としたとのこと。「名もない花」という歌詞が出てくるが、ちゃんと名前があるのに、あんたが無知なだけとつっこんでしまう(ちょっと関係なかった)。

 ひと舐めの印象は、「結構辛口の焼酎」。すっきりとした米焼酎に、ボタニカルの柑橘(柚子)と和胡椒が効いているからか。「辛口のクラフトジン」というのも面白い。甘いもの(和菓子かな)を肴に、ちびちびと。感無量

 

元気ハツラツ! 「エギュベル ジン」

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 酒と宗教、一般に「禁酒を教義とする世界」を思いおこす。イスラム教はもちろん、キリスト教や仏教でも「酒は心を乱す飲み物」として扱われることが多い。私、毎日心を乱されています。たぶん、どこかの宗教では打ち首獄門レベルだ。

 日本の神様、仏様、比較的寛容なので命がつながっています(ありがたや、ありがたや)。御神酒、無礼講、通夜ぶるまい、献杯、般若湯等々、日本の庶民は、宗教の中でも、上手に酒を利用している。当然、行き過ぎは駄目、これを教えるのも宗教の役割か。

 

 このエギュベル、フランスのトラピスト派エギュベル修道院で作られている。ウイスキーも、当初は「薬酒」として、修道院で造られたと言う。「薬酒」というのは微妙で、修行のため、布教のため、(当時は)麻薬的な素材も含まれていた?。

 宗教と酒を論ずることは、かなりハイレベルで、軽々しく踏み込める世界ではない。踏み込めないので、飲み込む。甘い!、しかも、砂糖の甘さ。いつか吞んだシャルトリューゼ(ウイスキーベースの薬草酒?)も結構甘かった。 

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 現代、甘さが溢れている。甘すぎるものは敬遠されさえする。かつて、(日本でも)甘いものは、貴重なもの、特別な時にしか出されなかった。修道院としては、この甘さが必要だったのではないか。修行の活力源としても。リポD感覚

 

 ファイト~いっぱつ!、「エギュベル G」。明日の修行(仕事)、がんばるぞ!。 

 

 

【づけジン】 レジェンド 「りんご 紅玉」のジン漬け

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 りんごと言えば「国光(こっこう)」「紅玉(こうぎょく)」この時代を知る人も少なくなってきました。約50年前(1968)、青森県では「山川市場」がトップニュース。この年、りんごの豊作に加え、バナナやミカン等の果物が大量に出回った。

 品質的にも、国光や紅玉ではフルーツ界で太刀打ちできず、りんご価格は大暴落し、山や川に放棄する惨状に見舞われた(山川市場)。それを機会に、スターキングデリシャス、さらに、ふじ、つがる、王林、ジョナゴールドへと移っていく。

 国光も紅玉も、明治初期に来日した西洋りんごの1世、「紅玉」の英名はジョナサン。「国光」、今やほとんど見かけることはないが、「ふじ」の親として、りんご生産を支えている。最近の3、4世の新品種、両品種の子孫であるものも多い。

 

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 「紅玉」、量的には当時の面影はないが、加工用、スイーツ用として底堅い人気がある。独特の香りと紅色、これを越えるものがない。アップルパイには欠かせないし、自家製のジャムも「年に一度は」の必需品。

 ビーフィーターで適当に漬けて、冷蔵庫に1日置く。もう少し色が出るかとも思ったが、それでも綺麗な淡紅色。甘酸っぱくて、なんとも優しい味わい。紅玉の良い所取りである。あっと言う間に無くなった。

 りんごの品種、もし興味がありましたら、杉山芬、杉山雍さんの本「青森のりんご」が最高です(りんご協会書籍→ここ)。ネットもあります(青い森の片隅から ここ)、詳しく面白い「紅玉」の話が見つかります。

 

青いバラと 「クラフトジン 9148 No.0104 (チョウマメ)」

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 紅櫻蒸溜所 クラフトジン9148 レシピ番号 0104です。紅櫻蒸溜所は2018年に設立された北海道自由ウヰスキー株式会社の蒸留所。札幌市の紅櫻公園内に立地する。ウヰスキー会社とあるが、ジンの情報しか出てこない。
 
 9148の由来や、様様なこだわり、レシピ等については、とりあえず公式ホームページを見て頂くこととして、今回はこのレシピ番号0104こだわりたい。実は、個人的な理由で「衝動買い」をした一品です。 

 0104は、ハマナス、利尻昆布、カシスなど北海道のボタニカルを多く取り入れており、風味はハマナスの主張が大きい。そして、この青い色を出しているのが、バタフライピー。訳あって、「チョウマメ(蝶豆)」と記載します。

 最近は、ブルーティー(緑茶なのに青い)などにも使われているが、乾燥した花がネットでも販売されている。青森県、20年程前、時の知事が「青いバラ」を作れと号令をかけ、遺伝子組み換えの材料として使われたのが「チョウマメ」。

 ちょこっと係わっただけなのですが、「チョウマメ」が耳や脳の隅っこにこびりついている。ので、「チョウマメ」で通します。

 青い空をイメージする「チョウマメ」、その「チョウマメ」を使ったジンとなれば衝動買いに走るしかない。ついでに、「チョウマメ」の花も咲かせました。「青いバラ」は別にして、「チョウマメ」、その青さはゾくっとするくらい素敵です。

f:id:cymagin:20191105192634j:plain      このジンを入手した際、結構大きい固形の沈殿物、浮遊物があって、販売店(武蔵屋さん)に連絡しました。ご丁寧な返信を頂きました →「チョウマメ」の花びらとのこと、商品紹介に記載して欲しかった、かな。

【づけジン】 天下 御免なさい!「干しホタテ」のジン漬け

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 ホタテ貝柱の干物は、酒の肴としては絶品だ。特に、旅鉄、吞鉄には欠かせない。口の中でダシを出しながらのワンカップ、旅情を感じる一時である。この貝柱、ピンキリで、桐箱クラスから、百均(ほとんどヒモ)まで。

 今回のホタテは、横浜の駅で買える、パリンパリンの一品。食感が好きで、また、比較的手頃な価格なので、ちょっと人にあげたりもしている。横浜です、青森県の。陸奥湾は、ホタテの産地で、駅は道の駅「菜の花プラザ」(横浜町)。

 5個を100mlのビーフィーターで漬け、室温で1日置いた。ホタテのダシが効いた、美味しい【づけジン】ができている、はずだった。が、一口も無理、とにかく生臭い。期待とのギャップが大きすぎて、ブログを書く気にもなれない(有様)。

 ダシが出ているのだから、煮詰めたら大丈夫、生臭さもきっと消える・・・確信を持って台所に。煮汁を少し残すくらいに煮詰めて食べてみる。思わぬ事態、ジンの苦さが凝縮され、さらに最悪のホタテ。ご免なさいしました。ホタテに申し訳ない。

ジンを飲み「尽」して 天命を待つ

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 正式には、「尽(Tukusu)」いつもだと、ちょっと情報を仕入れてから、飲み始めるのですが、今回は、先入観なしに封を切って、舐めて見ました。最初の香りからして、複雑半分「馴染み」があって、半分「初対面」という感じ。

 焼酎系、ちょっと芋っぽい。ボタニカル、柑橘は割と強めだけれど派手さはない。先日味わった「アンジェリカ」も?。シナモン系?のスパイシーな刺激も・・・。テストで答えがわからない状態、昔の嫌~な思い出。

 新しいジン(今年出現)なので、参考書には載っていなくて、ぐぐってみました。芋焼酎で有名な鹿児島の西酒造の製品(公式ページ)。ベーススピリッツは、「麹」から作ったとあるが、芋風味はどこで付いたのか?。工場全体に芋焼酎の香りが・・・?

 ボタニカルは、メイン13種類と、他11種類の計24種類。柑橘も色々(柚子、すだち、かぼす、レモンピール、シーカーサ-など)、アンジェリカも入っているし、シナモンも。結構正解?、24種類も入っていれば、大抵あたる。

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 ボタニカルを沢山使用していると言えば、今年の上半期ベスト5に入れた「モンキー47」。全然味は違うけれど、多くの素材を組み合わせて、新しい「複雑」を作り上げている。何が入っているかを探求することなく、この複雑さを楽しめば良い。

 人事を尽くして天命を待つ(人間の能力でできる限りのことをしたら、あとは、天の意思(命)に任せるということ)。困った時は、ジンを飲みくして、あとはテンの命(めい)を待とう。我が家の犬の名前はテン、12歳です。

 

「アイスジン (レモン+ライム)」の 非公式裏技

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  サントリーのアイスジンシリーズ(下記)、最後の5種類目。これは、定番品でスーパーなどでも見かける。これまた、25%なので、スピリッツではなく、リキュール。レモンとライムがどのくらい入っているのか?、瓶に表示はない。

 アイスジンシリーズの「合い言葉」?は、「ソーダで割るだけ!」これについては、他のアイスジンで苦言を挟んでしまった。確かに、このジンも炭酸で割ったら、普通のチューハイになってしまう。出来合いを買った方が良い。

 ここで、炭酸で割らないことをお勧めしたい。ジン(クラフトジン)で、これだけ柑橘が効いているものはない。しかも、レモンライム、両方入っていて、相乗効果も感じる。これを生かさない手はない(炭酸を入れずに)。

 手元にあった「スダチ」を絞って、ロックしてみた。香り加わって、風呂上がりに最高。調子に乗って、果汁100%のりんごジュース(賞味期限切れ)をちょっと入れてみた。甘味が加わって、お洒落なカクテ~ル

 家飲みのカクテル、なかなか材料を揃えられない。このジン、使える。これに、パイナップルとか、グレープとか、色々な果汁を加えるだけで変幻自在のタンブラーカクテルができる!。アイスジンさん、最後に決めました!!。

何とも言えない 「ジーヴァイン フロレゾン」

 

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 フランスコニャック地方のジンと言えば、大体想像がつく。「コニャック」は、ブドウを原料とした高級ブランデー。このジンも、ベーススピリッツ(アルコールの原料)は「ブドウ」。コニャックに使われる「ユニ ブラン」という品種(白)だ。

 また、「ユニ ブラン」の花も、ボタニカル(香り付け)として使われている。ブドウの花の香り??。庭に2本ブドウの樹があるのだけれど、今まで意識したことがなかった。ただ、ネットで見てみると、「強い香りとも

 品種によって香りの違いがあり、白ブドウの花は、水仙の香りとも。きっと、我が家のブドウ(サニー ルージュ)の花は、香りが薄い・・・と開き直ってみました。来年、(覚えていたら)嗅いでみましょう。

 飲んでみました。これまでに無い味わい。他の人はどの様な印象なのか、ちょっとググってみました。記事は、それほど多くないのだけれど、甘く、フルーティーな香りで初心者向きという記載も。

f:id:cymagin:20191026212549j:plain 私の鼻と舌では・・・ドライ、辛口のワインの延長というイメージ。結構辛い。ブランデーの濃厚な甘さではない。ちょっと渋み?も、「玄人向き」でないか?。果実系の酒は、香り、味も含めて「感じ方」に個人差が大きい(気がする)。

 

 ちなみに、「INE」はブドウの樹のことで、にすると葡萄酒。実は、私、酒の中でもワインが苦手。1000円のワインと100000円のワインの違いがわからない、格付けレベルです。この葡萄ジンについて「とやかく」言う資格はないかも。

 

 白ワイン(甘口、もちろん安い)をチェイサーに飲んでみました。なんとなく、相性がよい。親子ではないけれど、親しい親戚という間柄(あいだがら)。最後は、混ぜて飲んじゃいました。

 

【づけジン】 ものすごく効く!「黒ニンニク」のジン漬け

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 深夜~早朝のテレビ、ネット通販の番組だらけ「健康や美容に良い?」食材。その、謳い文句が売り上げを左右する。薬事法に抵触しないぎりぎりの、「寸止めの」表現である。御指南サイトもあって、有料でチェックして貰える。

 詳しくは、その筋の情報で確認していただきたいが、「ガンが治る」はNGだけれど、「ガンと闘う力を持つ」は。「食欲増進」はNGだけれど、「食べる元気を与える」はOK。化粧品や健康食品を扱うブロガーは気をつけないと、お縄に。

 ニンニクの生産量日本一の「青森県」、某「道の駅」に行くと、ピンからキリまでの「黒ニンニク」が所狭しと鎮座している。薄皮を剥くと、真っ黒な物体が現れる。

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ちょっとヌメッとした感じ。製造法等は、黒ニンニク協会(http://www.96229jp.com/)のHPがわかりやすい。そのまま食べると、半生(ペースト状)のドライフルーツ、ガーリックドレッシングの風味(甘酸っぱい)、生のような刺激は無い。

 35gを150mlのバートンジンに漬けて冷蔵庫に置く。真っ黒です。黒ニンニクそのもの、美味しいし、ジンもまろやかに変身。ものすごく効きそう!。ちょっと風邪気味、しばらく、ジン体実験してみます。風邪に効くかはNGですので、実験結果は公表しません。

「スター オブ ボンベイ」 +2で、スターの座に

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「ボンベイ サファイア」には10種類ボタニカルが使われているが、「スター」には、「ベルガモット」と「アンブレッドシード」がプラスされている。造り方にも違いあるのだろうが、この2つボタニカルが「スター」となる要素と言える。

 「ベルガモット」、ミカン科であるが、生食には適さず、オイル・香料として重宝される。様様な柑橘の交雑種らしいが、ライムは近縁種とか。紅茶のアールグレイは、ベルガモットで香り付けがされている。フレッシュな香りが特徴。

 「アンブレッド」、アオイ科で、野菜のオクラに似ている。シード(種子)に、ムスクの香りがありアロマの材料ともなっている。ムスク(麝香:じゃこう)は、甘く粉っぽい香り?で、香水の代表的な素材となっている。

 雄のジャコウジカ(の分泌腺)から採取されるが、現在は合成品か代用品が主体で、アンブレッドシードも一役買っている。日本の暖地で見かける「ジャコウアゲハ」など、自然界には、ムスク香のある動植物が多多知られている。

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 「スター」は、フレッシュで甘い香りをまとい、最高峰の(お高めの)ボンベイとなった、という訳。スタンダード「ボンベイ サファイア」と比較しながら飲んでみると、爽やかな刺激的な濃厚さが加わった感じ。高級感を感じる。

 ただ、ボトルは微妙。スタイリッシュ!ですが、栓(人口コルク)はちょっと安っぽいし、簡単に抜けすぎ(乱暴に頭を持たないこと)。ベルも、小さいシールをぺったと貼っているというベル。せめてホログラムぐらいにして欲かったかな。

 タンカレーのタンカレーTEN、ビーフィーターのビーフィータ24など、スタンダードジンのプレミア版(クラフト版)が出されているが、ボンベイの「スター」、品質では「イイネ」。ストレートで味わいながら、ちびちび飲みたい一品。

 

酒税法、お目こぼしの中で遊ぶ

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 素人がお酒を加工する際、気をつけないといけないのが「酒税法」。法律の文章なので、難しい。ちゃんと理解したい方は、その筋の情報にあたって欲しい。ここで必要なのは、このブログの「ジンで遊ぶ」が大丈夫かだ

 基本的にお酒を「イジル」のは違法(販売用でなくても)。しかし、お上にもお情けの「例外」がある。この例外(お目こぼし)が重要で、ここの中で遊ばないと、お縄になる。特区でない限り、自家製のどぶろく、山ぶどうワイン等は駄目。

 お目こぼし規定は、漬け込む酒のアルコール度数が20%以上漬け込む材料は、穀物(米、麦など)、ぶどう類(山ぶどうを含む)以外発酵させない。高アルコール濃度のホワイトリカーに漬け込む「梅酒」の自家消費は大丈夫。

 ジンの場合、アルコールは超高濃度なので、はOK、は使わなければ良い、発酵は無理。だけ注意すれば、ジンで遊べます。また、飲む直前に混ぜるのは問題ない。米を使った日本酒のカクテルでも、マスターが直前にステイしたものは大丈夫です。

 ハシゴ酒で、チャンポンで、胃の中でステイしたものも酒税法では大丈夫、ですが、どうなるかは責任を持ちません。お縄にならないように。 

 

【づけジン】 ドライフルーツ漬け、柑橘とジンの相性を知る

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 今回漬けたのは「愛媛県産柑橘使用 無添加ドライフルーツ シトラスチップ ~7種類ミックス~ 残留農薬ゼロ・ノーワックス 皮ごとポリポリ」。温州ミカン、ブラッドオレンジ、レモン、河内晩柑、伊予柑、せとか、はるか。

 本当にポリポリ食べられる。全品種が一緒に入っているので、分けてみたけれど、ブラッドオレンジ以外は、どれがどれだわからない(北国人には無理)。似ているものを5つに集めて、バートンジンを注いで、冷蔵庫に半日置いた。

 ブラッドは不思議な苦み、温州?は甘く、伊予柑?(晩柑?)は酸味と香り、せとか?は濃厚、レモン?は微妙に青くさい。品種がはっきりしないので、この程度でゴメンなさいですが、その違いがなかなか面白い。全然違う。

  順番に舐めると楽しい、ちょっとずつ「試食・試飲コーナー」の楽しみ。柑橘ってすごいな!と思う。小タンク、ローカルなクラフトジンだからこそ、様様な柑橘の特徴を引き出すことができる。

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全部で450ml、さすがに飲みきれない。保存して冬にホットで楽しむのも良し。ジンと柑橘の相性の良さ感じた1日でした。順番に舐めていたら、3~4往復、だいぶ少なくなってきた(やばい)。

 

みかんの大器 「ニュー アムステルダム ジン」

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 完全に誤解していました。アムステルダム・・・、「ジン」発祥の地オランダの新しいジンか、と。裏ラベルを見たら、モダンなアメリカン ジンと書かれている。「ニュー アムステルダム」は、ニューヨークがオランダ統治であった頃の地名で、このジンもアメリカ

 よく見ると、裏ラベルの裏には、エンパイヤ-ステートビルが描かれている。ボトルも高層ビルを思わせるモダンなスタイル。ただし、メーカーはカリフォルニア。発祥の地「オランダ」に敬意を込めて、この名前にしたとか。

 インパクトのある名前にしたい、ということか。ラベルにある「No.485」が、妙に引っかかり、ちょっと調べてみたがわからない。メーカーのHPを見ると、同社のウオッカが[No.525」とあった。社内の整理番号?かな?。なんか、味気ない。

 オランダのジンに敬意と言うことは「ジェネヴァ」風味(下記)か?、紹介に「柑橘の香り」とあるので、爽やかでキリッとしたドライジン系か?、・・・・・・これほど意表を突かれたジンも珍しい。

 柑橘には違いがないのだけれど、甘い(温州)みかん、ネーブルの、しかも相当に濃い味ミカンジュースにジンを入れて見た(透明だけれど)、と言っても過言でないかも。この値段だから楽しめるけれど、高かったらグチるかな。

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 ボタニカルの「柑橘」は、ジンにとっては重要な要素。このジンを飲んでみて、柑橘の多様性、違いをもうちょっと意識して飲まないと、と(酔っぱらい頭が)思った。でも、ひょっとして、このジン、ちょっと工夫すると美味しくなるのではないか?。

 試しに、カボスを搾って飲んでみた。程良い甘さの柑橘ブレンド、A評価で相当美味しい。バーテン、マスターさんの技量で、すごく生きてくるジンのような気がする。ものは使いようです。。 

「ジャパニーズ クラフトジン 樹々」、 樹木希林さんでした

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 薩摩濱田酒造の米焼酎ベースの「クラフトジン」。蔵元からの紹介をそのまま記載します。独自の「香り酵母仕込み」製法を採用した本格米焼酎をベースに、国産柚子をはじめとした、ジュニパー・・・・7種のボタニカルを使用(一部略)。

 このジンのボタニカルは、特に特徴のあるものではない。むしろ、ベースとなっている焼酎の味わいがポイント。日本のクラフトジンは、焼酎メーカーが引っぱってきている、が、地元のボタニカル、独自の製法など、その路線は異なる。

 泡盛を含め、米焼酎を基本としたジンが多い。それだけに、いかに特徴を出すかはメーカーの工夫次第となる。「樹々(じゅじゅ)」、メーカーの紹介文どおり、麹の香りが際立っている。は、発酵の基となるが、風味にも影響する。
 
 f:id:cymagin:20191011201247j:plain日本酒でもの香りが強いものがある。美味しくも感じるが、清酒としては精錬されていない(すっきりしない)感もある。大吟醸の「フルーティー」感とか、香りの嗜好は難しく、好みの問題になってしまう。

 

 「樹々」の評価は難しい。好き嫌いが分かれるタイプなので、飲む人にお任せ(判断放棄)。すっきりしたドライジンを好む方は違うかな、色々変化を楽しむ方にはお勧め。私は両刀遣いなのであっても良いかな。

 飲んでいたら、樹木希林さんを思いおこした。「樹々」、読み方によっては「きき」。個性の強さと親近感、相反する調和?。「そうでない方はそれなりに」、調和でしょうかね。調和が軽視されている世の中、冥福をお祈りしながら飲みましょう。

 

西部劇のカウンターに 「アシュビーズ ジン」 、ジン ウェイン?

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 アタックチャンスアメリカのケンタッキー州でコーンを主原料としたアルコール度の高い蒸留酒といえば、(ここで、大抵ボタンを押す)、バーボンですが・・・」、正解はこのジン。ボトルの図柄や雰囲気もバーボンバーボンしている。

 しかも、大衆酔っぱらい向け。この1000mlボトルでも1300円程度だし、1750mlサイズも用意されている。コーンベースのスピリッツを作るまではたぶんバーボンと同じで、樽詰めするか、ジェニパーなどを入れて再蒸留するかなのだろう。

 同じアメリカの(私好みの)大衆的なジン「バートン」と比べると、きつい。ボタニカルの風味は薄めなので、極端な言い方をすれば、エタノールに近い。それでも、安っぽいということではなく、がっしりとした感じ。カーボーイ的?

 アメリカも、最近面白いクラフトジンが出て来ているが、こういうジンもあるのだ。ラベルには、ロンドンドライ ジンとちゃんと書かれている。きっと、このジンにも、様様な歴史が刻み込まれているのだろう。歴史の結果を頂きましょう。

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 今日は、ぶどう「スチューベン」のジュースを作ったので、1:1:1(炭酸)で飲んでみた。スチューベンは、青森県鶴田町の特産で、貯蔵することで正月明けでも美味しく食べられる。色々な加工品も沢山あります。ジン割りもなかなかでした。

 最近のクラフトジン、500mlボトルという製品もある(しかも高い)。この1リットルボトル、安心感がある。ちょっと飲んでもなかなか減らない。もう一杯、空になるなるまでの期間は変わらなかったりして・・・。