2022-01-01から1年間の記事一覧
呑み助にとって、時々戸惑うときがある。その酒の「作り出された想いとか経緯」があまりに崇高で、こんな私が飲んも良いのだろうかと思う時です。クラフトジンには、こういう事例が結構ある。このジンもそんな一品です。 結果的には呑んでしまうので、その想…
冬至です。サンセット「日の入り」ですが、今日が最も早い訳ではありません。当地の12月22日(冬至)の日没は午後4時12分ですが、さかのぼる12月8日の日没は午後4時6分です。その時から6分くらい遅くなっています。 逆に、今日の「日の出」は午前6時58…
色々なジンにビックリしてきたけれど、これほどの衝撃ははじめて!。これ、ジンですか?。相当に「ふざけた」ネーミングとボトル「缶」。日本では絶対に認められない?クラフトジン、イタリアのアルプスの麓ピエモンテ州産。 作り手が酒造、飲食業界で名の知…
先日寄った、酒の「やまや」のジンコーナー、「ジン×ホッピー」のPOP(ポップ)。お世話になっている「やまや」さんなので、早速ホッピーとサントリーの「翠」ジンを購入してチャレンジしてみました。 「ホッピー」、北のこの地ではかなりマイナー、飲み…
イタリアのクラフトジン、このおシャレ感、さすがのイターリャだ。洗練された青いボトルに白い外箱の装い。細かく見ると、ボトルや外箱にも細かい表情があるのだけれど伝えきれない。一言、「あか抜けて」います。 その中でも目を引くのがラベルの丸いデザイ…
佐賀県のスティル・ダム株式会社 楠乃花(くすのはな)蒸溜所で造られたクラフトジン。先にスティルダム ジン(スタンダード)を紹介(下記)したが、このジンは醸造元は同じであっても、風味も含めて全く別物でした。 佐賀市にあるクラフトビールとクラフト…
販売サイトには「パンチがある」「スパイシー」と言った言葉が。そんな刺激的な表現はインド産で「インディアン」の名が付けられているからか?。呑んでみる。スパイシーではあるものの、強烈と言うほどでは無い。 先入観があったこともあり、最初は物足りな…
熊本は「繊月(せんげつ)酒造」のクラフトジン。180年の歴史ある「米焼酎」を得意とする老舗で、近年は輸出でも高い評価を得ている。HPを見ても、歴史を感じさせながらも、あか抜けたセンスのあるパフォーマンス。 当然のことながら、米焼酎ベースのジン。…
奇抜なボトル。弁慶の頭巾の様なイデタチに凧糸が絡み、ラベルの下まで伸びている。オランダの新進気鋭のデザイナーが手掛けるジン、製造もオランダ。「VL92」、1世紀以上前にオランダからイギリスへの貿易に使用されていた船名とか。 今、このジンはオラン…
薩摩、小牧醸造のクラフトジン。ベーススピリッツは、「和瓶で1年間熟成した」芋焼酎。ボタニカルは、ジュニパーべリー、南高梅、けせん、笹の葉、青山椒、みかんピール、ティーツリー。「けせん」はクスノキ科のニッケイ(肉桂、ニッキ)。 薩摩には小豆団…
アイルランドの「グレンダロッホ」ジン。春、夏と来て(下記)、あっという間に秋になりました。サマーを紹介してから3ヶ月、相変わらず「不安で不安定」な世の中、大谷さんもオフになり、楽しみ無いな~。このジンで落ち着きたい。 グレンダロッホの紹介や…
宮崎県西都市「正春酒造」が造るクラフトジン。正春酒造は焼酎を初め多くの酒類を展開する醸造元。ジンを作る基盤は盤石だ。しかも、ボタニカルの素材は周辺に溢れている。このジンのコンセプトはやっぱり「柑橘」。 ブログる前に呑んじゃいました。スピリッ…
「フィーバーツリー」、2004年、ロンドンで出されたトニックウオーター。そのフィーバーツリーが出した「派生トニック」。トニックウオーターが単なる「割り剤」で無いよ!と言いたい品揃え。 ①メディタレーニアン、②エルダーフラワー、③プレミアム、④ジンジ…
「ウイスキーにインスパイアされたジン」として、9月13日に売り出された「ジンスパイア」。インスピレーションの動詞形「インスパイア」は、「感化される」と言うような意味。尊敬する人(物)に触発されるとか、啓発されるとか。 ニッカ、ちょっと捻(ひね…
裏ラベルの説明を抜粋「岑は秋田の山が産んだクラフトジン。和ハーブであるクロモジ、ほのかに甘味のある白樺樹液を加え、試作レシピNo.65を採用したコンパウンドジンとして仕上げた。柔らかな味わいとボタニカル由来の清涼感をお楽しみ・・・。」 「クロモジ」…
このジン、ストレートで呑むと妙に甘い。色々なボタニカルも感じるのだが、甘くて良くわからない。ところが、炭酸で割るとス~と雲が晴れてくる。甘さが緩和され、微妙な風味が現れてくる。春、雪どけが進んで土や草花の香りが・・・・。 イギリスの北に位置する…
ケープタウン、名前の通り南アフリ共和国のジン、同国のジンはこれまでも3点取り上げた(下記)。それぞれ非常に個性溢れる品々であった。ケープタウンジンには数種類あるが、今回は「ルイボス」。ルイボスは「ルイボスティー」として知らている。 ルイボス…
正式名称は「Freeee!!!」かな???。「篠崎 朝倉 ASAKURA CRAFT GIN- Freeee!!!」と紹介しているサイトもある。「篠崎」は製造者の株式会社篠崎、「朝倉」は製造社が在する福岡県朝倉市。コンセプトは「自然×自然×ワクワク」。ラベルもワクワク。 (以下、サイ…
「ダーンレイズ ジン」には、日本国内公式サイトがある(下記)。簡潔でわかりやすい。ありがたいけれど、このサイトを紹介すると、当ブログでは紹介することがなくなってしまう。あ!、スコットランドです。 ボタニカルは、ジュニパー、エルダーの花、レモ…
「ひらめき」という薩摩特産(さつま町)の香辛料がある(写真右)。1983年(昭和58年)、地元で古くから使われてきたものを参考に高嶺さんが考案し、その後、親戚の高畑さんが製造販売しているという。 町内の物産館やネットで手に入る。タカノツメ、ミカン…
私の写真技術では無理。前面の上から見ると、裏ラベル内側の「青い砕けた氷」様の図柄がとっても綺麗に見える。HP(https://www.bcngin.com/en/)の写真でちょっと垣間見えるのでその美しさを見て欲しい。いかにもスペイン!。BCNはバルセロナ。 ベーススピ…
とにかく「安い」。720mlで699円(税込み769円)。ちなみに送料は698円。さらに、2700mlペットボトルがあって1999円(税込み2199円)。愛用している国産「ドーバー ジン」が1800mlで2730円なので、相当安い。 製造者は「南アルプスワインアンドビバレッジ株…
「コロンボ」はあの刑事で無く(当然)、スリランカ(旧セイロン)の首都。で、そのスリランカのジン。スリランカは英国領だったので、ジンがあってもおかしくない。歴史的な流れは割愛するとして、70年前のレシピを再生したジンとのこと。 1946年独立なの…
何とお呼びしたら良いのでしょうか?。商品名を探したのですが良くわからない。「Collesi社のジン」が正式名称?。これだと、サントリーのジンとか、明石酒造株式会社のジンとかになってしまう。ボトルに「g」とあるのだから、gジンで良いと思うのだが・・・・…
明石市、日本標準時の基準となる「東経135度のまち」と言われ、その地の「明石酒造株式会社」が造ったジャパニーズクラフトジン。ドライジンではあるものの、巧みに自社の特徴や日本らしいボタニカルを取り込んでいる。 ベーススピリッツは「グレンアルコー…
グレンダロッホの夏のジン。3ヶ月前に「グレンダロッホの春のジン」(下記)を紹介し、その最後に「作戦にはまってしまった。サマー、オータム、ウインター・・・飲みたくなります。(中略)、次はサマーですかね。この頃、世の中はどうなっていることやら?」…
サントリーのジン「翠」、好調らしい。このブログを始めた当時(2019年)、日本のジンがこの様な展開になるとは想像もしていなかった。「翠」については、これまでに何回か紹介してきた(下記)。その中に書いたが、私のこだわりは「カワセミ」。 そんな「翠…
このジンのコンセプト、製造工程、飲み方など・・は・・・公式HPや応援サイトに詳しく紹介されている(下記)。ラベルやロゴの所以(ゆえん)など、マニアックな解説も多い。興味のある方はこれらを見ることを勧めして、ここでは控えめな解説と飲んだ感想にとどめ…
小論文の課題で「フェアトレード」が出たら、ありきたりな記述では無く、このジンのことを書けばきっと受かります。ただ、20歳以下だったら飲んだ感想は書かないこと。でなく、飲んではいけません。フェアトレード、直訳は「公正な貿易」。様々な国々のボタ…
てっきりドイツの「ジン」のつもりで、やけにシンプルだな・・・と思いながら飲んでいた。が、ブログを書くに至って気がついた。ラベルにも、ネットの紹介にも、どこにもジンとは書いていない、言っていない。ちょっとだけ落ち込む。 「コルン」なのです。聞い…