外国のジン
エジンバラ(エディンバラ)、スコットランドの首都で人口は48万人。北緯56度、稚内が45度だから相当に北の北。ただ、温和な海洋性気候のため、冬でも零下になることはあまり無く、夏の最高気温も22 ℃程度と過ごしやすい。らしい。 「酒のやまや」に数種類あ…
スロベニアのジン。スロベニアはバルカン半島北部に位置し、イタリア、オーストリア、クロアチア、ハンガリーと国境を接し、アルプス山脈や地中海(アドリア海)の恩恵も受ける自然豊かな国。 濃いコバルトブルー、凜々しく映えるタワー型ボトル、ところがこ…
「キュービカルジン」については、下記「キュービカル プレミアム ロンドンドライジン」をご覧頂きたい。結構本格的なドライジンです。今回はそのマンゴーバージョン。液体はちゃんとマンゴー色?になっている。 しばらく前、通販などには「キュービック(旧…
今年も猛暑が続いている。この先どうなるのか・・・と不安を感じながらも、相変わらずジンを呑んでいる。先に赤いボトルの「レッドドア ジン」を紹介したが、今回も赤く燃えている。ドイツのザール地方にあるアバディス蒸留所の意欲作。 著名な「フェルナンデス…
スコットランド「ベンロマック蒸留所」が造るクラフトジン。建屋のドアが赤かったので「レッドドア ジン」。大手の瓶詰め業者「G&M」が120年以上に渡るクオリティーコントロールの真髄を惜しみなく発揮・・・と説明あるが、飲み屋としては美味しければ大手でも…
「ドライジン」などとは一線を画する「オールド トムジン」、これまでも何種類か紹介してきた。最初は「甘い」ジン?・・・とちょっと敬遠していたところがあった。が、ドライジンばかり飲んでいると、時にこれが飲みたくなる。 甘いと言っても「ほんのり」だし…
ボトルの表面、ゴルフボールを表現しているのか?。2016年に設立されたスコットランド「エデンミル蒸溜所」、近くには(あの)ゴルフコース「セントアンドリュース」がある。何年かごとに「全英オープン」が行われる。 と言うことで、「セントアンドリュース…
ケープタウンの蒸留所発。ボタニカルはバニラ、アーモンド、マンダリンオレンジ、カシア(シナモン類)、ジンジャー、オールスパイスなど12種類。オールスパイスは「ミックススパイス」では無く、ひとつの植物。 シナモン、ナツメグ、クローブの香りを持つこ…
オーストラリアの南岸に位置する「カンガルー島」、ここで生まれた「KIS GIN(キスジン)」。KIS GINには「O GIN(オージン)」と「WILD GIN(ワイルドジン)」の2種類がある。O GINはすでにブログアップしている(下記)。 O GINで紹介したように、ベース…
南フランス、プロヴァンス地方にある「ディスティルリ エ ドメーヌ ド プロヴァンス」社、「アブサン55」で著名らしい。価格的にはありがたい設定のジンだ。いかにも南欧のデザイン、名前からして柑橘系のジンでしょう。 ボタニカルはシナモン、カルダモン、…
FERDINAN'Sについては「フェルディナンズ ザール ドライジン」で、そのユニークな様を紹介した(下記)。なんと、蒸留後に白ワインを添加するといった荒技でその風味を醸し出している。ボタニカルもなかなか凝っている。 この「ジャパン・・・エディション」、…
イングランドのど真ん中、レスターシャ州にある「バーレイズ蒸留所(2013設立)」、ここから、この「シグニチャー」と「ピンク」、2つのジンが提供されている。我こそは「ロンドン ドライジン」といった面構えの「シグニチャー」。 「シグニチャー」、メー…
アイルランドのジン、これまでもいくつか紹介してきたけれど、共通して感じたのは「ドライジンの本質を押さえながらも、上品で素敵な遊び心」・・・でしょうか。このジンもそのものです。 ボタニカルは、ジュニパーベリー、スイートオレンジとレモンのピール、…
イギリス(スコットランド)最古のボトラー「ウィリアム・ケイデンヘッド社」の庶民感覚の「オールド ラジ」。スタンダードについては下記をご覧ください。今回は派生商品の「スパイス」を効かせたもの。 ボタニカルは「ジュニパーベリー、コリアンダー、キ…
洒落た磨りガラス仕立てのボトル、青単色なのに「XII」が映える、さすがフランス産。きっと「XII」にも秘められたストーリーがあると思ったけれど、説明が見当たらない。単にボタニカルの数か。 ガラス製のキャップ、キキッと開封し、一口目はストレートで。…
「ジェネヴァ」タイプのジン。「ホーフハウト レイカ ジュネヴァ No.45」(下記)でも紹介したが「ホーフハウト」は、新しいスタイルのジュネヴァを提供している。ストレートでの感じは、旧来のジェネヴァとドライジンの中間。 商品説明には、フランス産小麦…
「オールド ラジ ジン 46」を紹介してから時間が経ってしまった。今回は55。アルコール度数が変わって(46→55%)、ラベルの色が赤→青となっている。某通販では赤46が2,860円、青55が3,086円。 アルコール度数が違う製品を平行して提供している銘柄は結構多い…
オールド ラジ ジン、元々は1842年スコットランドの都市アバディーンで創業した「ケイデンヘッド」の製造。「サフラン」を使用したジン。大英帝国の威光を思わせる(ちょっと)考えさせられるジン。 「RAJ」、イギリスが1858年に成立させたイギリス領イン…
ウクライナ報道の中、時々登場する隣国「モルドバ」…のジン。1991年、旧ソビエトから独立したが、ウクライナ国境の「沿ドニエストル地方」がロシアの勢力圏にあるという、複雑な地勢状況にある。 形状は青い「消火器」、ラベルの説明図柄も「消火器の使用方…
「スペイサイド」 スコットランド北部の高地に位置するスペイ川流域、東京都と同じぐらいの広さがあるという。の、グレンリンネス蒸留所、小規模ながらもオーガニックを売りとする製品を造りだしている。 このジン、最高級の「真のロンドンドライジン」を標…
アメリカはオレゴン州のクラフトジン。通販サイトの紹介(要約)は、「オレゴン州の高原砂漠(デザート)に自生するジュニパーベリーを手摘み収穫して使用しているのが最大の特徴。ベーススピリッツの穀物材料やボタニカルも地元産。 湧き水も…、地元の自然…
デンマーク産。alc.47.2%なので、ストレートはちょっとキツいのですが、苦みがやや強めながら、ほんのりした甘味もあり、シンプルに美味しい。通販の説明は「使用ボタニカルは3つのみ! 多数の受賞歴を持つ洗練された味わい」とだけ。 その3つは「ジュニパ…
ベルギーのジン、ストレートで飲んでみました。濃厚なフローラル感、薄めないとちょっときついかな。炭酸で割ると、花屋の売り場にいるような雰囲気。シトラス感はあるものの、苦みとかスパイシーさは薄い。 ジュニパーベリー以外のボタニカルは、ローズマリ…
廉価版のロンドンドライジン、このタイプは「ブログに載せる情報がない」・・・ことが多い。このジンの通販説明も「名門ベリーブラザーズ&ラッド社が作るお手頃で高品質なジン」・・・との1行だけ。 海外サイトとか調べれば良いのだけれど、飲んでからのアクセス…
通販の説明は「麦100%、14種類の原料(ボタニカル?)のアロマとフレーバーを十分に得るために、蒸留器具はカーターヘッドを使用し蒸気をメッシュバスケットを通し、ステンレスタンクで3ヶ月貯蔵」・・・としかない。 「キャットスキル」、ニューヨーク州から…
綺麗な青いボトル(中身は透明です)。アメリカはペンシルヴァニア州、フィラデルフィアのジン。5回の蒸留で造られたピュアなベーススピリッツ、アメリカで唯一のドライジンと称している。 フィラデルフィア、アメリカ独立宣言の地。このジンのコンセプトは…
ゴードンのフレーバージン。海外大手の派生商品、往々にして情報が無い。ゴードンの公式HPでも「ジュニパーのノートとゴードンのさわやかな味と最高級のシチリアレモンのバランスをとるように完璧に作られています」・・・とだけ。 「レモン」の原産地はヒマラ…
2015年、南アフリカ ケープタウンに設立された小さな蒸留所(Pienaar&Son)で造られたクラフトジン。評価は高く、ボトルには受賞を記念したラベルが重なる様に貼られている。上品なボトルの装い、もったいないが、決断して開封する。 「南アフリカ共和国」…
オレンジをボタニカルとした「タンカレー ジン」。ただ、このジンに使用されているオレンジはあのオレンジではない。ジンの名前に由来する「セビリアオレンジ」は「ビターオレンジ」に区分され、生食には向かない。 スペインのセビリア地方で生産され、多く…
前回に続き、ジェネヴァタイプのジン。陶器、しかも高級感のあるややくすんだ黒。栓は封印され、オランダ色のリボンが粋な演出を見せる。1000mlの重さと「この」気品、開ける決断が必要、その前に・・・若干の情報検索。 ネットでの紹介は「高価な初期のジュネ…